Sansanは第二新卒や既卒の採用・求人はある?転職情報や年収・求められる人物像など検証してみた

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Sansan(Sansan株式会社)は2007年6月に設立された、働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売を行う日本国内のIT企業です。

東京都の表参道という高感度な立地に本社をかまえ、チャレンジ精神を大切に考えるベンチャーのような社風がありますが、従業員数は928人、平均年齢は32.3歳、資本金は64億(※2022年5月31日時点)とイメージより規模の大きい企業です。

当記事では、そんなSansanの企業情報や第二新卒者・既卒者の転職難易度についてご紹介していきます。

Sansanの事業内容って?名刺のデータ化や話題のインボイス導入に向けたサービスも!

まずは、Sansanの事業内容をご説明します。一つは、名刺をデータ化してビジネスプラットフォームとして活用できるサービスの展開です。

サービスは複数ありますが、社名がついていることからもSansanを代表することがうかがえるのが、データベースの力で個人・組織の営業力を強化する営業DXサービス「Sansan」です。

他には、いち早く名刺をデータ化することを世のビジネスマンたちに提示した名刺アプリ「Eight」、あらゆる請求書をオンラインで受領・一括管理でき、最近では「インボイス管理サービス」のコピーが新しく加えられた「Bill One」などを主力サービスとしています。

時代の変化に一足先に対応し、個人・法人のビジネスを支えてきたのがSansanのサービスです。当記事を読むまで意識しなかったけれど、気づけば実は自分の会社で導入されていた…というかたもおられるのではないでしょうか。

Sansanの採用情報・第二新卒や既卒の採用はある?

Sansanの採用情報をコーポレートサイトで確認すると、2022年9月時点では総合職、エンジニア・研究開発職、クリエイティブ職と数多くの部門とポジションで人材が求められていることが分かります。

募集されている実際の求人情報を抜粋すると、

・セールス

初期商談〜受注までのプロセスの最適化や、担当者とのリレーション構築、決裁者へのプレゼンテーションといった、クラウド契約業務サービス「Contract One」の営業活動・事業の運用フローやスキーム構築を担当します。

5年以上の法人営業経験、新規事業開発やサービスの立ち上げメンバーとして、営業スキームや施策などの立案、実行をした経験が必須となります。

・広告企画・運用

名刺アプリ「Eight」広告事業(Eight Marketing Solusionts)において、広告主案件の配信プラン設計・運用を担当します。2年以上のインターネット広告(Facebook、Google Adsなど)の運用・ディレクション経験と、広告主のマーケティング支援業務経験が必須条件です。

・ブランドクリエイター

Sansan株式会社やサービスのブランド価値を向上させることがミッションです。クリエイティブコンセプトの企画・開発、それに付随する制作業務全般、コンテンツ開発、プレゼンテーション資料の制作、素材撮影やイベント撮影における撮影ディレクションなどを個人の特性を踏まえて各人で担当します。

必須条件はウェブと紙媒体、両方における制作・ディレクションの実務経験(合計で5年以上)と、クリエイティブに関する幅広い知見、ブランド構築に携わった経験、デザイナー、エンジニア、ライターなど制作チームのディレクション経験となり、ポートフォリオの提出があります。

…などがあります。

また、

変わったところでは、大きな組織にしかないと言っても過言ではない※スピーチライターなどもあり、今現在、Sansanがブランディングに力を入れていることが求人から読み取れます。

※経営層や役職層がスピーチ、プレゼンをする際のシナリオを執筆する職業のこと。

しかし、Sansanの中途採用では、ほとんどの部門で希望する職種の実務経験が必要となります。残念ながら、既卒者は希望する職種の応募資格がない場合もあるかもしれません。

第二新卒者の場合は、実務経験が浅いことはある程度仕方がないため、応募資格を満たしていれば前向きにエントリーを考えましょう。

エントリー後は他の求職者と横並びの中での勝負となりますから、面接対策として企業研究を怠らず、採用面接では入社して自身が貢献できることや、この先やりたいことを明確にアピールすることでライバルたちに差をつけたいところです。

また、企業研究の一環として、先輩社員たちが実際の現場でどのように業務に取り組んでいるかを学ぶには、Sansan公式メディア「mimi」を覗いてみることがおすすめです。
参考:Sansan公式メディア「mimi」

特に、各部署で活躍している社員のインタビューは読みごたえがあり、なにを考えて・いかに前職からSansanに転職したかのエピソードも語られています。採用面接での質問に答えるヒントが見つかるのではないでしょうか。

Sansanの年収・気になる福利厚生は?

Sansanの中途採用社の平均年収は、400〜500万円程度と、専門知識を要する業務内容が多いことを考えると類似企業より必ずしも高いとは言えません。

しかし、転職後数年経つと年収1000万に届く社員もいるそうで、実力があり、昇給のチャンスがある時点で結果を出していれば、おのずと年収は上がっていくでしょう。

福利厚生については、名称の楽しさが目を引く制度が豊富に用意されています。いくつか例を挙げると、

異なる業務に当たっているメンバーが、社内交流のために三人一組で食事をする場合に飲食費が補助される「Know Me」。

自宅の最寄り駅が表参道駅または渋谷駅から2駅以内の場合に、家賃にかかる費用の一部が補助される「H2O」。

自宅で集中して業務を進める方が生産性や効率を上げられる場合に、1日単位で自宅勤務を選択できる「イエーイ」。

など、名称は個性的なものの内容は「家賃補助」「在宅勤務」だったりと常識的で、社員の生活を支える福利厚生となっています。

中でも、かゆいところに手が届く「どにーちょ」は画期的で、内容は、休日の静かな環境で業務を行う方が生産性や効率を上げられる場合に、平日と休日の勤務日を入れ替えられる制度です。想像ですが、おそらく社員の悩める声で導入されたのではないでしょうか。

このように、Sansanのベンチャー精神が色濃く反映されている福利厚生は、今後も社員に寄り添った形で増えていくことが考えられます。

Sansanへの転職難易度は?転職するにはこんな転職エージェントを選ぼう!

Sansanのように、すでに事業基盤がしっかりしている上でベンチャー的な自由な風土があり、一般のIT企業より手厚い福利厚生もある企業は人気が高く、転職難易度も高めです。どのポジションを狙うにしても、戦略を練ることが必要となってくるでしょう。

Sansanへの転職を希望する場合、個人の力だけではなく転職のプロの手で求職者をサポートしてもらえる「転職エージェント」を利用するのがおすすめです。

なぜなら、求職者が個人で企業に直接応募するより、転職エージェントを利用することで、全く同じ人材でも面接までこぎつけやすくなり結果的に成功確率がアップするからです。

もう少し深掘りすると、Sansanには多くの部門があるため、自身が希望する職種に特化した転職エージェントを利用することが鍵となります。

例えば専門職でSansanのような企業に転職したいなら、登録する第一候補に挙がるのはITエンジニア・デザイナー職に特化したサービスを選ぶのも良い手段です。

具体的には、大手人材紹介サービス「doda」から派生した「dodaエンジニアIT」や、エンジニア・デザイナー職に強い「レバテックダイレクト」は大手の強みがあり求人数も多く、サポート体制がしっかりしていることがメリットです。

視点を変えて、ご自身の年齢で選ぶなら、第二新卒・既卒・フリーターに焦点をあてた転職・就職活動支援を積極的に行っている「リアステージ」への登録もおすすめできます。20代向けのサービスですから、担当者が親身になって相談にのってくれますよ。

まとめ

効率的に転職活動を行うためには、転職エージェントを複数ピックアップし登録して、担当者とのカウンセリングで気軽に相談してみることが先決です。

当記事であげた以外にも、ご自身の年代や職種にマッチする転職エージェントを見つけたら、ぜひ登録してみてくださいね!皆さんが希望する企業に晴れて入社し、転職前より満足度の高い環境で活躍できることを祈っています。