ゲーム業界が諦めきれず、第二新卒に。自分でも納得の転職ができた!!【20代の転職成功体験談】
女性 /24歳(転職時)
転職活動期間:2ヶ月
この記事のもくじ
ゲーム業界への転職を決意したのは、仕事が面白くなかったことがきっかけ
元々幼い頃からゲームが好きで将来の夢はゲームプログラマーだったのですが、安定性を求めて公務員になろうと思い、法学部に進学しました。しかし、大学時代からアプリ開発に興味があったので、趣味でアプリ開発のためのプログラミング学習は行っていました。
就職活動の時期になり、最終的に法律系の資格を取得していたので資格を活かして総合職で一般企業に入社しましたが、仕事に面白みを感じられず、改めてプログラマーを目指そうと思い、新卒で入社して半年ほどの頃に転職活動を始めました。
転職のためにはじめたのは、ポートフォリオ作成
まず、企業に自分のスキルをアピールするためのアプリ・ポートフォリオの作成に取り組みました。元々機械学習に興味があったので、画像認識を用いたアプリを作り、それを面接先の企業に見せていました。ポートフォリオに関しては、パッと見ただけで自分のポートフォリオを見た人が自分の経歴を理解することが出来るように、シンプルさを意識して作成しました。
また、流石に入社して1年以内での転職は難しいと感じていたため、1年後の転職を見据えて基本情報技術者資格はすでに取得していたので応用情報技術者資格の勉強を始めました。大体勉強期間は5ヶ月程度で合格することが出来、こちらの資格も転職活動をするにあたってかなりの武器になりました。
活用したのは、ハタラクティブとpaizaとキャリトレ
まず、「ハタラクティブ」は、20代かつ未経験に特化しているということで利用しました。カウンセリングに定評があるとの口コミ通り、本当に丁寧に私の希望を聞いてくれたのが好印象でした。職務経歴書の添削なども行ってくれたので、転職の下地をまずこちらでつくったという感じです。実際にたくさんの求人を紹介してくれて、自分に自信を持つこともできましたね。
「paiza」に関しては、大体の実力がわかるランク制を用いているため、ポテンシャル採用の求人が多く、エンジニア未経験であっても声をかけてくれる企業がたくさんありました。中でもベンチャーが多く、自分自身もベンチャー志望だったので転職活動をするにあたってかなり活用していました。
また、「キャリトレ」もベンチャー企業が中心となっており、しかも第二新卒向け・未経験向けの求人が多数掲載されており、自分が希望する条件の企業を探しやすかったです。
転職活動では、自主制作を行っていたことが大きなアピールになった
元々転職活動をする前からゲーム開発に興味をもち、アプリ制作に取り組んでいたからだと思います。あくまでもアプリ開発は趣味や副業程度にしようと思っていましたが、作ったからには利益が欲しいと思い、GooglePlayなどで販売していて実際に利益を得ていたのでこれがかなり企業にアピールできる点となりました。
また、ゲーム業界は未経験者を育成する余裕がある企業が少ないということもあり、業界未経験であってもある程度開発の流れを理解している人を欲している傾向があるなと転職活動をしていて感じました。そのため、基本情報技術者などでしっかりと開発手法も理解したうえで転職活動に臨んでいたと言う点も強みになったと思います。
ゲーム業界で働いてみたら、やっぱり毎日がとても楽しかった
幼い頃から憧れていた業界に入ることが出来て毎日がとても楽しいです。どうしてもリリース前になると残業続きになってしまいますが、自分が作ったものを人に評価してもらえるのでやりがいを感じています。ゲーム業界は前職と比べても実力主義の面が強く、出来る人が上に行けるというシステムも自分にとっては成長できる環境だと思っています。ゲームに限らずプログラミングの世界は常に新しい技術が生まれているので勉強することだらけですが、「知らないことを知る」ということもとても楽しいです。
クリエイティブな業界ということもあり、一緒に仕事をする人たちもみんな個性的で予想外の意見がたくさん飛び交っていて毎日刺激を受けながら仕事をしています。
これからゲーム業界へ転職しよう!と思っている方へのメッセージ
ゲーム業界は未経験者にはハードかもしれませんが、しっかりと準備をして業界未経験でも周りから認められる実力を身につけたうえで目指せば不可能ではありません。ただ、独学で目指すことに不安を感じているのであれば、一度未経験OKのSIerなどで技術を身につけてから転職をするというのも一つの手段だと思います。
最初のうちは忙しいけれども給与が安いという業界ですが、しっかりと成長出来ればそれも給与に反映されてきます。