jacリクルートメントはハイクラス転職サイト。第二新卒や未経験が使ったらどうなる?
転職の際にお世話になった方が何かと便利なのが転職エージェントです。
でも、このエージェント選びを間違うと、転職活動自体がうまくいかなくなる可能性も高いもの。正しい選び方で自分にぴったり合うエージェントにお願いすることもとても大切です。
今回は、JACリクルートメントについてまとめてみました。
この記事のもくじ
JACリクルートメントの特徴は…
ジェイ エイ シー リクルートメントは、日本で約30年の転職支援実績をもつ転職エージェントです。外資系ですが、東証一部上場企業であり、安心して転職活動ができる老舗企業です。
人材紹介のサービスではリクルート、DODAに続き国内第3位の売上です。
ミドル・ハイクラスの転職支援に強みを持っていて、企業と求職者の双方を、一人のコンサルタントが担当します。求人票からはわからない企業の詳細を知ることができ、企業にあなたの魅力を直接伝えてくれるのが嬉しいポイントです。
今後のキャリアの相談に乗ってくれ、「現在の転職市場の状況」のなかで、「あなたにどのような価値があるのか」を客観的にアドバイスしてくれますが、若年層向けのサービスとは言い難いでしょう。
JACリクルートメントのメリット
JACリクルートメントは求人の質が高く、国内の大手自動車メーカー・大手商社などの求人が多数を占めています。専門分野を活かせる企業の求人も多く、持っている能力を発揮して、やりがいのある仕事がしたい人には向いているサービスです。
特に、ミドル~ハイクラスのスキルを現職に活かせていない方におすすめです。キャリアアドバイザーが求職者の適性を見出し、職種の幅を広げることもできます。
さらに、外資系企業との取引も多いので、語学力の高い人の転職にも向いています。
JACリクルートメントのデメリット
JACリクルートメントはエグゼクティブ・管理職・スペシャリストなどのハイクラスをターゲットにしている転職エージェントなので、該当しない人にはおすすめできる求人が少ないでしょう。現時点でそれなりのキャリアがなければ、案件を紹介してもらえないかもしれません。
また、転職する意思が弱いと判断されたり、ハイキャリアではないと判断されたりすると対応がドライになる傾向があるようです。手厚いサポートを必要としている人にとっては不向きなエージェントといえます。
JACリクルートメントを第二新卒、未経験、フリーターは使える?
全国に9つの拠点があり、電話での面談サービスもしている JACリクルートメント。登録に制限がないため、第二新卒、未経験、フリーターであっても利用することはできます。
ただし、JACリクルートメントの強みは、ミドル・ハイクラスの転職支援。キャリアを積んでいる途中の第二新卒や、これから新たなキャリアを積もうとしている未経験、フリーターの人にとっては、マッチングが厳しいでしょう。
20代にJACリクルートメントはおすすめできる?
JACリクルートメントはハイクラス求人に特化していえるため、20代の人にはあまりおすすめできるエージェントとは言えません。
ただし、全体の15%ほどは20代の転職を支援しています。一切引き受けていないわけではないので、一定のキャリアがある人はチャレンジしてみる価値はありそうです。
次の条件に当てはまる人は、20代でもJACリクルートメントで高いポジションの転職ができるかもしれません。
- 高学歴である(早慶上同旧帝大レベル)
- 英語あるいは別言語の能力がある(TOEIC700以上など)
- 技術職など特定スキルに関するスペシャリストである
- マネジメント経験がある
- 海外勤務経験がある
まずは登録をしてみなければ、チャレンジができません。よりハイクラスなキャリアを目指して転職するなら、年齢を気にせずチャレンジしてみてください。
まとめ
JACリクルートメントはエグゼクティブ・管理職・スペシャリストなどのハイクラス人材に特化したエージェントのため、第二新卒・未経験・フリーターからの転職にはあまりおすすめできません。
でも、自分のキャリアに自信があり、さらにランクアップしていきたい!と熱い思いを持つ方なら、ググッとキャリアアップができる可能性もあるエージェントであるのは確かです。
自身のキャリアやポジションに合わせたエージェント選びも、転職活動を成功させるためには大切なポイントです。転職サービスに何を期待するのか、どんなポジションへの転職を希望しているのか、自己分析をしっかりと行い転職活動に取り組んでいきたいですね。