人事の仕事に就きたい!第二新卒や人事職未経験で、仕事を見つけるベストな方法とは

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いろいろ悩んで考えたけど、やっぱり人事の仕事がしたい。でも経験がないし、第二新卒だし、私には難しいのかな…?いいえ、諦めるのはまだ早い。

「人事の仕事がしたい」というその希望、大事にしてください。それこそがもう、人事の仕事にとても近い場所にいると言えるから。人事部は企業の「花形」とも言われるセクション。数千人規模の大企業でも、人事部の人数は10〜20人(仕事を部分的に外注していれば5人程度の企業も)、中小企業になれば2〜3人、あるいは1人ということもあるでしょう。

そう、人事の仕事を得るのは、簡単ではありません。でも大丈夫。明確に「人事」という目標があるならぜひ、それを目指しましょう。しっかり準備をして納得のいく企業・仕事を探しましょう。

もう仕事選びで失敗しないためには
良いエージェントを選ぶべき

「良いエージェント」とは、こちらの希望を聞いた上で、理想を叶える基盤が揃っている企業を紹介してくれるエージェントです。

希望条件に合った企業を紹介するには、求人数が必要なのはもちろん、独占求人を保有しているかも重要です。
また、エージェント次第で応募書類や面接のクオリティーも変わってきます。

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この記事のもくじ

人事はとても多岐にわたる仕事

第二新卒・未経験で人事の仕事を探そうとする場合「ピンポイントで人事を目指すなんてハードル高すぎ?」と不安が募る人も多いでしょう。その不安をなるべく小さなものにするために、就職活動と同時に「人事の仕事」について学んでおきましょう。

人事で一番イメージしやすい仕事は「人材の採用」でしょう。採用にも新卒・第二新卒採用、派遣社員・アルバイト採用、経験者採用などがあり、それぞれ方法は異なります。

人材採用のほか、人事の仕事としては具体的に、以下のような仕事内容があります。

●社内の人事異動計画
●従業員の育成

  • ジョブ・ローテーション
  • 従業員のための研修の実施 など

●労務管理

  • 給与計算
  • 福利厚生の利用促進・管理 など

●ハラスメント等の相談窓口

これらが、主な業務と言えるでしょう。

企業によって多少のばらつきはあり、他のセクションがこれらの仕事を請け負っている場合もあります。また、業務の一部をアウトソーシングしている会社も多くあります。

人事スタッフを募集している求人の仕事内容って?

では、人事スタッフを募集している求人とは、どのようなものでしょうか。

ハローワークインターネットサービスで職務を「人事」に絞って検索すると、以下のような求人が見つかりました(仕事内容に関する部分を抜粋)。

●医療法人の仕事内容例

  • 法人各施設における介護業務 等
  • 企画、営業、総務、人事、経理 等

●ITベンチャー企業の仕事内容例

  • 採用業務全般
  • 来客対応
  • 電話・メール問い合わせ対応

●小規模メーカーの仕事内容例

  • 総務(人事・労務・庶務業務 他)
  • 経理(原価管理・入出金管理、決算業務 他)
  • 購買(材料・部品の仕入れ、在庫管理 他)

●工務店の仕事内容例

  • 「総務・経理」財務管理、現・預金入出金管理、伝票入力、銀行各種手続、決算業務 他
  • 「人事・勤労」給与関係全般、求人・採用活動、各社会保険手続

●調理人派遣会社の仕事内容例

  • 採用業務
  • 人材育成
  • 労務管理

人事とひと言で言っても、企業によって職務内容は多岐にわたります。中小企業になれば総務・経理などを兼務することも珍しくありません。上記はハローワークの一例です。ハローワークのような公共の求人情報サービスだけで仕事を探そうとすると、どうしても数に限りがあります。

転職エージェントをフル活用して、より良い求人を逃さないようにすることも、人事部就職のコツと言えます。

人事は「花形の仕事」と言われつつ、一方で人事部への異動を拒む人も

就職するときに人事部への配属を希望する人の多くは、仕事への興味関心とともに「やりがい」を求めていると言えます。

しかし一方で、明確な意思がなく会社で仕事をして数年経った人に「人事部への異動」が打診されると、拒否する人が稀にあります。人事部への異動を打診されるスタッフは「優秀」という評価を受けていることがほとんどで、その異動は栄転であることが多いもの。人事の仕事のやりがいよりも大変さのイメージが勝って、栄転にも関わらず辞退してしまう人もいます。

こうしたケースは稀とはいえ「人事部への異動の拒否」が起こることの背景には「責任の多い仕事ができるかどうか不安」という気持ちがあるのでしょう。社内の人事異動で、このような事態を経験している企業の人事責任者は「人事の仕事を希望している」という転職希望者に対して「やる気」を感じ、プラスイメージを持ってくれる可能性もあります。

会社の要となる人事の仕事。やりがい・将来性ともに大

人事部への異動を会社から打診された時「自分には務まらないのでは…」と不安に感じる人がいる一方でやはり、人事は企業の「花形」セクションです。採用した新入社員の中で一番優秀な人が人事部に配属される、といわれる業界・企業もあるほど。

人事は未経験でも、第二新卒などなら「何かの仕事を経験した上で、今は人事を目指している」というケースがほとんど。「人事の仕事に就きたい」と思ったということは、仕事に「やりがい」を求めていると言えます。人事の仕事をひとたび経験すれば「人事経験者」となり、将来、転職を考えたときにも有利になります。人と企業がある限り、人事の仕事がなくなることはありません。人事職に就くことは、将来性の面でも大いに有望です。

人事志望に求められる具体的なスキルや人柄

人事向きの人とはズバリ「誠実で口が堅い」ことです。人事は従業員の個人情報を預かるセクション。それぞれの給与や家庭環境、査定情報などを正しく管理する立場です。そして、そうした情報に触れたとき、やる気を保ち続けられるかも大切。

例えば、自分より若い同僚が高い給与をもらっている事実を知ったとき、平常心でいられるかどうか。それができれば、人事スキルが身につく人材である可能性が高いでしょう。

おわりに:仕事選びで一番大事なのは「自分に合った転職エージェントを選ぶ」こと

就職活動をしていて「もう少し希望を幅広くできませんか」などと、妥協を求められた経験がありませんか。求人案件をあまり多く持たない転職エージェントや人事職に強くない転職エージェントに相談すると、よく言われることです。こんなことを言われると「(人事部への就職は)自分には無理ってことなのかな…?」と思いがちになります。そんなことはありませんし、そう思う必要もありません。良いエージェントを選んで、希望に沿った仕事を根気よく探しましょう。

第二新卒向けの転職エージェントはこちらの記事で紹介していますから、エージェント選びの参考にしてみてください。

エージェント選びが正しければ、良い求人を斡旋してくれるだけでなく、さまざまな相談に乗ってくれたり、多くのアドバイスをもらえます。面接のコツや履歴書・職務経歴書の書き方にも差が出てきます。第二新卒や人事職未経験の仕事探しは「良いエージェント選び」から。就職のプロフェッショナルと一緒なら、きっとその夢が現実になることでしょう。