amazonに採用されたい!第二新卒、既卒はいける?必要なスキル、待遇まとめ

アメリカ・シアトルに拠点を構えるECサイト、Webサービス会社の「アマゾン」。日頃から利用しているという方も多いのではないでしょうか?日本ではアマゾンジャパンとして事業開発などを行っていますが、新卒・既卒から入社することはできるのでしょうか?
今回は、アマゾンジャパンの採用について詳しくご紹介していきます。英語を使った仕事がしたい人、いずれは海外で働いてみたい人はぜひチェックしてみてください。
せっかく就職できたのに思っていたのと違う…
なんてことのないように、是非この記事を参考にしてみてくださいね。
この記事のもくじ
Amazonではどんな仕事の採用をしている?
まずはアマゾンジャパンの採用情報を確認してみましょう。アマゾンジャパンでは、新卒採用とキャリア採用を行っています。
新卒採用では「Businessコース」「Managerコース」「Specialistコース」「Techコース」の各コースが採用枠となっています。応募条件が「対象卒業年度に学士以上の学位取得見込みであること」とあるので、第二新卒・既卒から新卒採用を受けることはできません。
次にキャリア採用はどうでしょうか?募集職種は多岐に亘り「事業開発」「営業」「マーチャンダイザー」「アナリスト」「クリエイティブ」「エンジニア」「マーケティング」「経営管理(ファイナンス)」「秘書」「人事」「広報」「法務」「ファシリティー」「事業戦略」「オペレーション」「その他」といった職種の募集があります。
多くの職種で、同業種での経験が必須となっていますが、中には未経験からチャレンジできる職種もあります。例えば人事部門のリクルーティングコーディネーター(採用コーディネート)であれば、未経験から人事としてのキャリアをスタートすることができます。経験を積むことで、人事部門の他職種へのキャリアアップも可能です。
そしてアマゾンジャパンの求人の特徴として挙げられるのが、多くの職種でビジネスレベルの英語力(TOEIC700点以上のレベル目安)が求められるということです。部門ごとに必須スキルか歓迎スキルかの違いはありますが、本拠地のあるアメリカをはじめ、世界中にいる人とコミュニケーションを取りながら仕事を進めることができる環境なのです。
Amazonが採用している雇用形態
アマゾンは多様性を大切にしている企業です。世界中でダイバーシティを推奨し、女性・人種・退役軍人・LGBT・性同一性・障がいなど、「無意識の偏見」をなくすための活動をしています。
特に女性が働きやすい環境をつくり、家庭かキャリアかという選択ではない働き方ができるようにサポートを行っています。具体的には”Work from Home”(自宅で仕事ができる)制度、キャリア形成を支援する社内コミュニティ、定期的なイベント・トレーニングなど充実した制度・サポートがあります。アマゾンでは2020年までに女性の管理職比率を30%以上にすることを目標に掲げているようです。
さらにオペレーション&カスタマーサービス部門では、バーチャルオフィスの取り組みも行われています。これは、原則として在宅勤務の形をとる働き方で、それぞれの自宅からカスタマーサービスを提供しているものです。家族との時間を大切にしたい人にはぴったりな働き方ですね。
また、アマゾンは少数精鋭の組織が基本となるため、任される裁量が大きく、キャリアアップの土壌もしっかりと出来上がっています。例えば社内転職のような「オープンポジション制度」を使えば、職種を変えずに扱う商品を変えたり、職種自体を変えたりすることが可能になります。
そのため、採用のやり方も多岐に亘ります。職種よりも部門・サービスの軸でキャリアを考えたい人には「部門から応募」。希望する職種がある人は「職種から応募」。部門も職種も決めてから応募したい人は「グローバルサイトから応募」と、その人の適性や指向性を大切にした採用を行っています。
選考プロセスはこの通りです。しっかりと準備をして臨みましょう。
第二新卒や既卒のAmazonの求人はある?
第二新卒や既卒を対象にした採用は行われていないようです。アマゾンジャパンのWEBページから応募する場合は、キャリア採用の募集枠の中から、経験やスキルにあった職種・部門に応募してみるのが良いでしょう。
また、転職エージェントを利用してアマゾンジャパンへの入社を目指すというのもおすすめです。営業職、オペレーションといった職種は専門的なスキルが必要なく、経験や人柄を重視して採用活動が行われます。あなたの持っている適性や興味にあったポジションを、転職エージェントがいっしょに探してくれるかもしれません。
一方で、第二新卒・既卒からの転職難易度が高い職種もあります。例えばアナリストやマーケティングは専門的な知識が必要になる職種で、5年以上の実務経験に加えて高い英語力を求められるポジションです。エンジニアやWebデザイナーといった技術職も、専門性の高いスキルと経験を求められるでしょう。専門職としてのキャリアを重ねてからアマゾンジャパンに転職するといった選択肢も視野にいれてみましょう。
実際にAmazonで採用されそうなスキルや能力
アマゾンでは「全員がリーダー」という考えから世界共通の「Our Leadership Principles」という信条があります。 新入社員であっても、この信条に則った行動を心がけなければいけません。
この信条は、アマゾンの「求める人物像」としても掲載されています。
企業カルチャーを知る上でも重要な信条です。こういった考え方や文化に共感できるかどうかも企業選びのポイントとなるでしょう。「AWS カルチャー」はこちらからチェックできます。
Amazonの社風や働きやすさはどんな評判?
アマゾンジャパンで実際に働いている人・働いていた人は社風や働きやすさをどのように評価しているのでしょうか。口コミ情報をチェックしてみましょう。
アマゾンジャパンのポジティブな口コミ
- 外資なので、誰とでもオープンにディスカッションができるのが良い。責任と権限が明確なため、意思決定を誰がするのかなどで悩むことはない。
- いつでもオープンポジションを確認することができますが、希望するポジションに空きがなければ、当然ポジションチェンジをすることができません。イメージよりも、自由度が低いと感じています。
- 自分のやりたいことは自分で決められるため、裁量が大きい。社内で同意を得るためには、説得力のあるデータを使ったレポートを提案することになるため、交渉術なども学ぶことができる。
- 在宅勤務をしています・パソコンをOFFにすればそこからすぐに自分の時間として使えるので、プライベートの時間を有効に使えます。
- 1ヶ月に10日の公休があるため、休暇は多い方だと思います。有休消化も積極的に行うように言われていますし、連続休暇をとる人もいます。正社員の人はパーソナル休暇が5日あります。
アマゾンジャパンのポジティブな口コミ
- 評価が上司によって左右する。上司に恵まれるか否かは運次第の部分も。昇進をめざして疲弊してしまうこともある。
- 「アマゾン流」のやり方が多いため、勤続年数が長くなると他社では通用しないのではないかと思うと転職するのが怖くなる。意思決定が早いのはいいことではあるが、悪く言うと見切り発車なことが多い。非効率なやり方に対しても疑問を持っていた。
まとめ
さまざまなジャンルの商品が、注文後すぐに届く便利なサービスを展開しているアマゾン。TVCMなどでもよく見かけますよね。日常的に利用している人も多いことでしょう。
アマゾンジャパンには、アメリカ発祥の外資系企業ならではの、裁量の大きさややりがいを感じながら働ける環境があるようです。自ら裁量を持って働きたい、前向きにキャリアアップしていきたいと考える人はチャレンジしがいがあるでしょう。
また、ダイバーシティの取り組みにも積極的で、全ての人が働きやすい企業となるための工夫も数多く行っているようです。特にバリバリ働きたい女性、将来的に子育てをしながら働きたいと考えている人には嬉しい制度も多そうです。一方、「まずはやってみよう」という企業文化のため、プロジェクトの発足が早いのと同時にクロージングも頻繁に起こるようです。じっくり仕事に取り組みたいと考える人には向いていないかもしれません。
アマゾンジャパンでは第二新卒・既卒向けの採用を行っていません。
転職エージェントなども活用しながら、転職活動をすすめていくのがいいでしょう。ぜひグローバル企業での仕事にチャレンジしてみましょう!