ブラック企業を見極めよう! 第二新卒転職で役立つ求人情報の見方

ブラック企業を見極めよう! 第二新卒転職で役立つ求人情報の見方のイメージ

テレビや新聞で度々話題になる、ブラック企業の存在。残業代を支払わずに長時間労働させるなど、世間には労働者をモノのように扱う企業が存在します。

転職したい第二新卒にとって、次の転職先がブラック企業でないかどうかは最も気になるポイントではないでしょうか。

そこで今回の記事では、転職先の求人情報から「ブラック企業を見極める方法」をお伝えします。せっかく第二新卒として転職したのに、「転職先がブラック企業だった」なんてことのないよう注意してください。

転職に必要なのは客観性です。

転職をする際に、一人だけで全部やろうとしていませんか?
転職エージェントは二人三脚で進めていくので、転職に詳しいもう1人の自分が性格や適正を踏まえて客観的な視点から判断してくれます。

応募書類の添削や面接対策はもちろん、自分一人では気づかない最適な求人に出会える可能性が高まります。

フリーターから上場企業に内定も
無料相談で上場企業の内定が見える
転職サポートを見てみる

この記事のもくじ

「求人情報」を見てみよう

転職活動の第一歩として、まずは求人サイトから求人を探すことから始める人は多いのではないでしょうか。

リクナビやマイナビなど大手の求人サイトには、数え切れないほどの求人情報が掲載されています。業種や職種、勤務地ごとに絞って検索できるため、自分の希望とする転職先に近い条件の求人を探せるのが求人サイトの魅力です。

何から転職活動を始めるべきかわからない人は、まずは複数の企業の求人情報を覗いてみると良いでしょう。求人サイトで様々な会社の存在を知ることで、今まで触れてこなかった業界へ興味がわくかもしれません。

求人情報の項目

企業の求人情報に記載されているのは、「勤務地」や「勤務時間」など勤務にかかわる基本的な情報。そして、実際に採用された際の「職種」や「給与」、「雇用形態」についても記載がされています。

これらの基本情報はどこの企業も似たような文言を謳っていますので、特に企業ごとでの違いは見られないでしょう。

企業ごとに違いが見られる項目といえば、「応募資格」に関する項目です。
企業へ応募をするためには何か資格を取得する必要があるのか、あるいは一定の分野での実務経験が必要なのか、など応募資格にまつわる条件が記載されています。

ブラック企業!? こんな表現には注意しよう

第二新卒がブラック企業に転職しないためには、この求人情報をよく見てその企業の本性を見極めることが大切です。

ここでは、ブラック企業を見極めるために注意して見るべき「求人項目のチェックポイント」についてお伝えします。

1.未経験者歓迎!など応募資格を限定していない

応募資格の項目が「未経験者歓迎」や「学歴・職歴不問」など、誰でも歓迎するかのような表現がされている場合は注意が必要です。こういった企業は離職率が激しいため、今すぐにでも人手を欲している可能性が高いです。

人手不足のため入社後は引き継ぎがしっかりとされず、こき使われることが容易に想像できるでしょう。また離職率が高い企業は長時間労働が蔓延していたり、人間関係が劣悪だったりと、職場環境が悪い可能性が高いです。

応募資格が大雑把に書かれている企業は、「とにかく誰でも良いから人手が欲しい」と考えている可能性が高いため注意してください。

2.基本給が異常に高い

他の同業他社と比べて異常に基本給が高い企業も注意が必要です。

給与が高いとすぐに飛びつきたくなる気持ちもわかりますが、もしかするとその金額には残業代がすでに含まれているかもしれません。基本給が高い企業は、求職者にとって魅力的に映ります。しかしなかには、基本給の中に残業代を組み込み、労働者を低賃金で働かせようとするブラック企業も存在するのです。

求人情報で給与を確認するときは、「その給与が基本給だけの額なのか、それとも残業代が含まれた額なのか」をよく確認するようにしましょう。

3.残業時間や休日出勤について明記されていない

残業時間や休日出勤について明記されていない企業は、激務である可能性が高いです。真実を記載すると応募者が現れないため、あえて記載はしません。

また残業時間が書かれているものの、残業代が支払われるのかどうかを求職者に伝えない企業も存在します。

長時間労働しているにもかかわらず残業代が支払われないなんてことのないよう、入社前に「どのくらい残業があるのか」や「休日出勤はしなければいけないのか」など尋ねておくと良いでしょう。

面接で聞きづらい項目も…

求人情報を見て「この企業はブラックかも?」と思っても、その企業が自分の憧れの業界や職種であった場合はエントリーしてみたいと思うかもしれません。確かに、求人情報の内容が怪しくてもブラックではない企業は存在します。

自分の受けたい企業がブラックかどうか判断しにくい時は、転職エージェントに確認すると良いでしょう。

転職エージェントは今まで多くの転職者を輩出してきたため、それぞれの会社の評判や情報を多く仕入れています。自分の興味がある企業がブラックかどうか、すでに何らかの情報は掴んでいるはず。それに直接企業へ聞きにくい内容の質問も、転職エージェントが代わりに企業へ確認してくれるため安心です。

転職先にブラック企業を選ばないためにも、転職のプロであるエージェントを活用することをおすすめします。

まとめ

テレビや新聞でブラック企業が取りざたされるようになり、これから転職を考える第二新卒にとってはブラック企業の存在は他人事ではなくなりました。

一念発起してせっかく転職をしたのに、転職先の職場環境が悪く早期で退職することになれば経歴にも傷をつけることにもなります。

そういった失敗を避けるためにも、求人情報を見る際には今回お伝えした項目を意識してチェックしてみてください。