本当に適職診断/職業診断って意味ある?よく当たる適職診断、教えます。ハローワークの適性検査も紹介

(最終更新日:2020/4/22)

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世間体や年収の魅力だけで就職先を決めてしまった…と後悔してはいませんか?そのようなことが起こるのは、自分にとっての適職を知らないまま就職活動をしてしまったからと言っても過言ではありません。今就いている仕事がたとえ天職でないとしても、適職を知れば転職で次こそ最適な職業に就けるでしょう。そのためにも欠かせない適職診断/職業診断について今回は解説します。

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この記事のもくじ

適職診断/職業診断は当たる?あてにならない?

「適職診断/職業診断」という字面だけを見ると、なんとも占いのような響きがあり信憑性に欠けると感じる方も決して少なくないでしょう。事実、正確な適職を診断できるような適職診断と、ただ質問にいくつか答えるだけでざっくりと適職を診断してしまうような適職診断まで多く存在します。

昭和の時代には自分に適した職業につく、という価値観自体が存在していなかったのもあり、第二新卒や既卒の親世代には「最適な職業なんて探していたら一生見つからないかも知れないのだから、とりあえず就職しなさい!」というアドバイスをしてくる方もいらっしゃるでしょう。現代におけるキャリア観では、「できるだけQOLをあげるためにも、自分の適職をよく知って就業する」という価値観が一般的となっています。

適職診断そのものが当たるか当たらないか、ということよりも大切なのは、自分にとって有益な情報につながる根拠を示してくれる適職診断を受けることです。

本当に当たる適職診断の探し方は

まずはインターネットで「適職診断」と検索してみましょう。転職エージェントや人材支援の企業、学生支援団体などさまざまな機関が適職診断を行っていることにお気づきになるのではないかと思います。片っ端からそのリンク先で適職診断を受けてみるのもひとつの手かもしれませんが、限られた時間の中で有益な情報を得るために、それはあまり賢い方法とは言えません。

職業を広く知っておこう

適職診断を適切に受けるためにも、まずは世の中にある職業をきちんと把握しておくことを強くおすすめします。新卒向けには「○○になるには」というタイトルの職業紹介著書がたくさん存在しますが、その年に新卒で採用試験を受けるのでない場合、必ずしも当てはまる情報ばかりではありません。そのような第二新卒・既卒の方は、職業図鑑(以下リンク紹介)などに目を通してみてはいかがでしょうか。

これらに目を通し、自分が現状興味を持てる職業が何であるかをクリアにイメージしておくことも適職にであるために大切な準備となります。

適職診断を探そう

ウェブサイト上に、さまざまな適職診断が存在することは前述のとおりおわかりいただけたと思います。その中でも、とくに第二新卒・既卒の方に適した診断となるであろう適職診断をいくつかご紹介します。それぞれに特徴がありますので、それも踏まえて考えた上でどの適職診断を受けるか決めてくださいね!

3分間!適職診断/リクナビNEXT[転職サイト]

リクルートの運営する大手転職サイト「リクナビNEXT」が展開している適職診断ツールです。何と言っても、仕事選びの価値観をテストA、テストB合計22問の3分間テストでズバリ分析してくれるのが特徴と言えるでしょう。ひとつひとつの質問に対してリンクが飛ぶのではなく、チェックを入れていくだけで済むのも手軽で試して見やすい適職診断です。この適職診断の場合、子供時代の自分にも振り返った質問が出てくるので、人生観そのものに触れながら適職を導き出せるとも言えます。

3分間!適職診断/リクナビNEXT[転職サイト]

適職診断 ‐適職をディグる!ジョブリシャス診断‐ | 適職診断はマイナビ転職

こちらも転職サイト大手のマイナビ転職が運営している適職診断です。マーケティング・リサーチのプロフェッショナルとして名高い、木原誠太郎氏の開発した「ディグラム・ラボ」とコラボレーションした適職診断を受けられるのはマイナビ転職のウェブサイトのみなので、とても魅力的です。簡単な20個の質問に答えるだけで、27のジョブタイプ別に適職を導き出してくれるサービスです。こちらは期間限定の企画なので、気になる方はすぐにでもアクセスしてみてくださいね。

適職診断 ‐適職をディグる!ジョブリシャス診断‐ | 適職診断はマイナビ転職

ハーマンモデル診断

「ハーマンモデル診断」という言葉に聞き覚えのある方は一部を除いて少ないのではないでしょうか。「ハーマンモデル診断」は、GE(ゼネラル・エレクトリック社)のハーマン氏が開発し、現在においてもGEグループで採用され続けている「利き脳」を診断するテストです。鉛筆を持ったり箸を握ったりする利き手が人間には存在するように、脳にもそのような「利き脳」があると分析し、その「利き脳」の傾向で適職を見つけ出すということが目的となっています。とくに、ビジネスシーンにおいての性格を4つに区分する診断なので、性格診断よりもビジネスユースに適した診断といえます。

ハーマンモデル診断

適職診断が当たると評価が高いのは実はハローワーク

ここまで、民間の企業が提供しているウェブサイト上の適職診断を複数ご紹介してきました。どれにもそれぞれの特性があり、時間もかからず手軽と言えるでしょう。次にご紹介したいのは、実はあまり知られていない「ハローワーク」での適職診断です。

ハローワークでも受けられる!

ハローワークにおいての適職診断は「職業興味検査」と呼ばれ、各エリアのハローワークで催されています。職業興味検査は、ハローワークに予約して受けることになりますので、事前に連絡しておきましょう。なお、対象はハローワークに求職登録している方のみなので要注意です(在職中でも登録はできます)。

ハローワークで受けられる適性検査とは?

ハローワークでは、2つの適性検査が用意されています。ひとつが、日本では昭和24年に当時の労働省が着手した「一般職業適性検査(GATB)」で、さまざまな仕事に必要とされる代表的な9種類の能力を測定することで自分の個性と職業との相性を明らかにし、職業や進路の選択に役立てることができます。

もうひとつが、独立行政法人 労働政策研究・研修機構が開発した「キャリア・インサイト(適性診断システム)」です。パソコンを使用し、ガイダンスに従って選択式の質問に答えるだけで能力や職業興味、行動特性について調べることができます。なお、場所によっては実施していないこともあるため、事前確認が必要です。

そのほか、アメリカの心理学者であるジョン・L・ホランドが開発した職業検査「VPI職業興味検査」もあります。これは160ものさまざまな職業から興味のある仕事をYES/NOで答えることで、職業興味や心理的傾向を明確にするという検査です。この検査だけでは仕事の適性までは分かりませんが、やりたい仕事や適職が分からない、という方にとっては気付きも多いことでしょう。

ハローワークの適性検査の内容

ハローワークで行われている2つの適性検査を比較すると、下記の相違点があります。

・一般職業適性検査(GATB):紙筆検査(11種)+器具検査(4種)により、9種の適性能が測定されます。所要時間は紙筆検査が45~50分、器具検査が12~15分ほど。診断結果から、13個の職業領域と40種の適性職業群に対する適性が診断されます。対象になるのは、中学生~45歳程度です。

・キャリア・インサイト(適性診断システム):ハローワークに設置されているキャリア・インサイトパソコンを用いて、「能力評価」「職業興味評価」「価値観評価」「行動特性評価」「総合評価」の項目における選択式の質問に答えるのみ。所要時間は60分程度、診断結果を元に相談員が就職相談も行ってくれます。対象は18~34歳(キャリア・インセントEC:若年者対象)、35~60歳代(キャリア・インセントMC:職業経験のある方対象)程度です。

実際の適性検査を受ける流れ

検査にもよりますが、基本的には電話か来所して予約→検査→診断結果という流れになります。キャリア・インサイトの場合は検査当日に結果が分かり相談員との面談も可能ですが、一般職業適性検査(GATB)の場合は結果が出るまで1~2週間かかり、結果返却時に解説とカウンセリングを受けられます。いずれも、求職登録が大前提のサービスとなっています。

ハローワークの適性検査は当たる?

当たる、当たらないの判断は人それぞれですが、民間の企業が行っている適職診断よりは丁寧かつ正確に診断されると評価が高いようです。もちろん中には思ったような結果ではなかった、という方もいらっしゃるでしょう。そうした方は、検査の結果はあくまでも参考程度に留めつつ、自分にはこんな可能性もあるのだ、と前向きにとらえてみてください。いずれにせよ、自分では気付かなかった適性が見つかる可能性もあるるので、利用して損はありません。転職活動には欠かせない自己分析の材料としても役立ちますよ。

ハローワークでの適職診断はここが良い!

自宅で適職診断を受けていると、占いでもよくあることですが「うーん、これは見なかったことにして他のサイトで受け直してみよう」と自分にとって不都合な情報はシャットダウンしてしまう危険性があります。一方ハローワークで適職診断を受ける場合には、適職診断の結果を持って相談員とコミュニケーションを取ることができるので、自分にはどのような能力があり、それがどのような職業だと十分に生かせるのかというところまできっちりと話をしてくれます。

そもそも、適職診断で転職は見つかるもの?

適職診断を受けたからと言って、すぐに転職が決まるものではありません。適職を知った上で、就職活動を前向きに行っていくことが何よりも大前提となります。つまり、適職診断の結果を転職アドバイザーやハローワークの相談員に伝えて就職先を探してもらうことがもっとも近道だということです。

まとめ

第二新卒や既卒の方の場合、就職先を探すのにまずハローワークに足を運ぶという方はなかなかいらっしゃらないかも知れません。転職エージェントやハローワークの相談員の力を借りずとも、採用サイトだけで仕事を見つけようとしている方も少なからずいらっしゃるかと思いますが、ざんねんながらそれは時間の無駄にもなりかねません。餅は餅屋、という言葉の通り、できるだけ速やかに適職に就くためには、転職のプロフェッショナルに相談して進めるのがベストでしょう。