本気でニートを脱出したい!おすすめできる就職活動のやり方3選

本気でニートを脱出したい!おすすめできる就職活動のやり方3選のイメージ

このままではダメだ、ちゃんと就職して自立したい…と思っているあなた!ニートを脱出するためにやるべきことを徹底解説します。就活の心構えから仕事の探し方、実際にニートから正社員になった人の体験談まで盛りだくさんの内容になっています。少しでも前向きな気持ちがある人は、まずこの記事を読むことから始めてみませんか?

転職に必要なのは客観性です。

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転職エージェントは二人三脚で進めていくので、転職に詳しいもう1人の自分が性格や適正を踏まえて客観的な視点から判断してくれます。

応募書類の添削や面接対策はもちろん、自分一人では気づかない最適な求人に出会える可能性が高まります。

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この記事のもくじ

ニートを脱出したい。まずは自信を取り戻す自己分析を

ニートを脱出したいと思ったら、まず自己分析をして自分と向き合ってみましょう。自己分析は、今後の就職活動の下地となる重要な作業です。以下の流れに沿って取り組んでみてください。

自分がニートから脱出しようとしていることを認める

まずは、自分がニートから脱出したいと思っている気持ちを受け入れます。どうせ無理だろう、というネガティブな気持ちも多少はあるかもしれませんが、それよりも前向きな気持ちを大切にしましょう。自分の気持ちを受け止めることが、ニート脱出の大きな第一歩です!

本当はどんなことがしたいか、本音を出してみる

ニートである今の自分は一旦無視して、本当にやりたいことは何なのかを考えてみてください。人を喜ばせる仕事、世の中の役に立つ仕事、一生続けられる仕事…なんでも良いので、できるだけ具体的に書き出してみましょう。

やりたいことがあるということは、とても素敵なことです。恥ずかしがらずに本音をさらけ出してみましょう。それが明確になれば、おのずと次に何をすればよいのかも見えてきます。今後の活動をスムーズに進めていくためにも、きちんと考えておきましょう。

なぜ働きたいか、動機をはっきりさせておく

やりたいことと同じくらい大事なことが、働く動機です。就活で辛いことやうまくいかないことがあった時、ここに立ちかえってください。なぜ就職したいと思ったのかがはっきりしていれば、また頑張ることができます。

ここがあやふやだと、厳しいかもしれませんが“ニートから抜け出すことはできない”と思います。そうならないようしっかりと意志を固めておきましょう。

ニートから正社員に就職するための必勝パターン3選

ニートから正社員になるというのは、簡単なことではありません。それでもニートから正社員になった人がいるのも事実です。成功者から学ぶ就活のポイントをまとめてみました。

  • どんなに小さな一歩でもいいので、とにかく行動する
  • アルバイトで自信を取り戻す(期間はあらかじめ決めておく)
  • ニートにとってハードルが低い仕事を選ぶ(人と関わらない技術やスキルを必要とする仕事、人手不足の業界)
  • 就職のサポートを積極的に受ける

就活を成功させるための一番のポイントは、しっかりサポートを受けることです。1人では分からないことも多く、間違った選択をしてしまうこともあるので、これから紹介するサポートを受けながら進めていきましょう。

転職エージェントに自分の本音を話して支援してもらう

転職エージェントは、転職のプロです。なぜ就職したいと思ったのか、なぜニートになってしまったのかなど、洗いざらい自分のことを話してみましょう。あなたのことが相手に伝わらなければ、きちんとしたアドバイスは得られないので、勇気を出して本音を打ち明けてみましょう。ニートから正社員になった事例などをもとに的確なアドバイスをしてくれます。

就職支援施設を利用する

就職支援施設も利用し、間口を広げておくことも重要です。国営で全国に540カ所以上あるハローワーク、厚労省から委託を受けたNPO法人や株式会社による就職支援を行っている若者サポートステーション、若年者のためのワンストップサービスセンターなどがあります。キャリア相談や仕事の斡旋はもちろん、書類の添削や面接対策、各種セミナーなどを行っています。一度利用してみて、自分に必要なものを取り入れてみましょう。

就業支援制度をうまく利用する

職業訓練を通じてスキルを身につけ、早期の就職を目指すための制度です。パソコンスキルはもちろん、介護や美容、保育士や機械系など幅広くカリキュラムを用意しています。資格取得や手に職をつけて就職活動をしたいと考えている人は、ハローワークで話を聞いてみましょう。

特にニート脱出中の方に利用してもらいたい転職エージェント

それぞれ特徴がある転職エージェントの中から、ニートにおすすめの2つのエージェントを紹介します。

就職ショップ

リクルートが運営する就職支援サービスで、大手から中小企業まで8,000社以上の企業と取り引きがあります。掲載企業は全て訪問して確認しているので、ブラック企業を紹介されることはまずないでしょう。書類選考が不要なので、経歴に自信のないニートでもたくさんチャンスがあります。

ワークポート

とにかくIT業界に強く、未経験OKの求人をたくさん保有しています。IT業界は、需要が拡大しているものの慢性的な人手不足に悩まされているので、未経験でもチャンスがあるのです。プログラマーやSEなどの仕事に就ければ、手に職をつけられて長く働くことができますね。ただ、大量の求人情報が送られてくるので、応募企業の選定はきちんと行うようにしましょう。

就活中に生活習慣を規則正しくしておくのも意外と大切

夜型の場合は、朝型に生活リズムを変えておきましょう。夜型の仕事もゼロではありませんが、ほとんどの企業が9時~17時までを業務時間としています。選択肢も広がり、内定後も働きやすいと思うので、朝方に切り替えておきましょう。

でも、働くのが怖い。ニートだからこその恐怖心に勝つには

仕事をせず、人ともあまり接触していないニートだからこそ、人一倍働くことに対する不安はあると思います。その気持ちに支配され、働きたいという意欲をかき消してしまうのは非常にもったいないです。恐怖心を取り除くポイントをまとめてみましたので、参考にしてみてください。

まずは就職が怖いと思う気持ちを認める

働いたことがない人や働いて辛い経験をした人は、ひとつの場所に就職することに恐怖心を抱くのは当たり前だと思います。自分を否定したり、無理に考え方を変えようとせず、自分の気持ちを認める癖をつけておきましょう。

面接で評価されることを想定しておく

自分に自信がないニートにとって、面接で評価を下されるのは怖いことですよね。でも、面接とはそういう場です。ニートだからというわけではなく、社会人歴も長くスキルのある人も面接で評価され、不合格となることもあります。面接とは、評価される場なのです。想定問答を繰り返し練習したり模擬面接を行うことで、面接に対する恐怖心を取り除いていきましょう。

怒られる、認められないという気持ちを捨てる

就職後に罵声を浴びせられたり、人格否定されたらどうしようという不安を抱えている人もいるかもしれません。企業の立場で考えると、せっかく時間と費用をかけて採用した人がすぐに辞めてしまったら困ります。怒られたり認められないという気持ちは捨てましょう。

正社員はいつでも辞めたって良いと思ってみる

本来、正社員は長く働き続けることが前提とされています。でも、働いてみてどうしても無理だと思ったら、辞めても良い、というように逃げ道を用意しておきましょう。もちろん軽い気持ちで辞めるのは良くないですが、辞める権利があるということは知っておきましょう。

未知だからこそ怖いと思う

ニートにとって、就職は未知の世界です。誰でも知らない世界に足を踏み入れるのは怖いもので、恐怖心があるのは当たり前のことなのです。裏を返せば、就職活動を通して働くことに触れる中で、少しずつ見えてくるものがあります。色々と分かれば自信にもつながるので、とにかく行動を積み重ねていきましょう。

就活中、辛くてニートに戻りたくなってしまったら

就活をしていてうまくいかないこともあると思います。そういう時は、「なぜ働きたいと思ったのか」をもう一度考えてみてください。これからのことを考えて、このままではいけないと思ったから就活を始めたはずです。その気持ちを忘れずに活動を続けることが、正社員への最短ルートなのです。

ニートだからこそ気をつけたい仕事の選び方

新卒や転職者よりもニートの就職は難しいため、なかなか内定をもらえないかもしれません。そういったメンタルが弱った状態の時は、特に会社選びに注意が必要です。

求人票の内容をよく見て冷静に考える

社会との接点が少ないニートは、会社を見極める目が養われていません。そのため、1人で求人情報を見ることは危険です。「未経験OK」や条件のいい仕事、ブラック企業の可能性もあります。1人で判断せず、なるべく早い段階から就職支援を活用することをおすすめします。

ブラック企業を避けるべく、面接などの雰囲気をよく見る

面接は、社員と接触することができる貴重な機会です。もし、圧迫面接をされるようなことがあったら、ブラック企業の可能性が非常に高いので選考は辞退したほうが良いでしょう。その他にも、面接官の態度や雰囲気など、おかしいなと思う部分がある場合は、転職エージェントなどに相談して判断しましょう。

こちらの記事では、おすすめ・NGな転職エージェントについてまとめています。相談時の参考にお役立てください。

ニートにおすすめの職種

現在ニートだけれど脱出したい!という方におすすめの職種をまとめました。

プログラマー、エンジニア

パソコンが得意なニートにおすすめしたいのが、プログラマーやエンジニアなどの技術職です。IT業界は人手が足りないので、年齢が若ければ未経験でも採用される可能性は十分にあります。

しかも、技術職でありながら資格は不要、スキルを積めば在宅フリーランスという働き方も選択できるため、外出するのが面倒なニートにもぴったりです。

こちらの記事ではプログラマー未経験から正社員になるルートをご紹介しています。ぜひあわせて読んでみてください。

警備員

警備員は未経験・無資格・年齢や学歴も不問と、ニートが就職するには最適な仕事のひとつです。警備員の仕事にもいくつか種類がありますが、交通誘導警備などであればあまり人と接する必要もなく深夜帯の勤務も多いので、夜型のニートは活躍できそうです。

清掃員

きれい好きで几帳面なニートにプッシュしたいのが、清掃の仕事です。学歴や職歴、経験が不問なことが多く、働く仲間もそうした立場の人が多い傾向があるため、たとえ空白期間が長い人でも抵抗なく職場に馴染めることでしょう。

仕事内容も、決められた範囲を黙々と掃除するだけ。仕事中は個人プレイがメインなので、コミュニケーション力に自信がない人も安心して働くことができます。

介護

慢性的な人手不足に悩まされている介護業界においては、未経験・無資格もOKという求人が多いのがポイントです。

また、年齢も不問なので、年季の入ったニートでも受け入れてくれし、長く続けることが可能です。働きながら介護の資格を取得できる施設もありますよ!

ただし、最低限のコミュニケーション力は必要なので、コミュ障ニートには少しハードルが高いかも!? ですが、高齢者と接するため、同年代と一緒に仕事をするよりは穏やかな気持ちで働くことができるでしょう。

工場・倉庫

工場や倉庫では、未経験者を積極的に採用しています。ライン作業やピッキングなどひとりで黙々と行える仕事も多いので、あまり人と接したくない、という人には働きやすいでしょう。

機械の部品から食品までさまざまな種類の工場や倉庫があり、夜勤のシフトもあるので、夜型ニートにはおすすめです。

配達員

インターネット通販などが普及したこともあり、近年配達員の需要はますます高まっています。配達中はひとりで過ごすこともでき、お客様とのコミュニケーションも最低限で良いこともニート向けと言えそうです。

ただし、運転免許を保有していることが前提であり、荷物によっては体力が必要です。

営業

営業も未経験から始められる職種のひとつです。しかも、そこに「モノ」「サービス」がある限りはどんな職種であっても営業担当が必要なので、業種を選択できるのも営業の魅力のひとつです。

なお、ニートから営業に就職する場合は、飛び込み営業はなるべく避けたいところです。ノルマなどで心が折れる可能性があります。

しかしIT営業なら20代の方ならおすすめです。こちらの記事で詳しく紹介しています。

ニートは本当に辞められる!就職成功体験談

気の持ち方や仕事の探し方は、なんとなくでもイメージできてきましたか?でも、本当にニートを脱出できるのか…という不安は拭いきれていないかもしれません。そこで、実際にニートから正社員になった人の実体験をまとめてみました。

既卒→アルバイト→ニート→派遣社員→正社員

大学卒業後はずるずるとアルバイト生活。就活に時間を割くこともできず、体調を崩してニートに。親の目を気にして就活を開始するも、選考に落ちることに耐えられず、職業訓練に切り替えてパソコンの資格を取得。その後リハビリにアルバイトを始め、転職サイトで就活を再開。正社員雇用ありの会社で派遣社員として勤務し、1年後に正社員試験に合格して見事正社員に。
体験談:職歴なし、既卒、ニート。正社員なんて無理だと思ってたけど、ちゃんと就職できた

新卒→ニート→アルバイト→正社員

毎日サービス残業、休日出勤、低賃金に上司のパワハラというブラック企業に3年勤め、体調を崩して退職。約1年のニート生活でお金がなくなり、生活費と就活費用を稼ぐためにアルバイトを開始。就活との両立を考え深夜のアルバイトでお金を稼ぎ、スーツやマニュアル本を購入するなど自己投資を続け、半年後に努力が実って正社員に。
体験談:ニートの就活のはじめ方。長期覚悟で自己投資を続けていったら、半年で転職成功

既卒→ニート→正社員

新卒の就活に失敗し、そのままニートに。ハローワークの担当者への相談と転職サイトを活用。何度も履歴書の見直しをして選考に挑むも断られ、心が折れそうになりながらも諦めずに就活を続けた結果、3か月で正社員に。
【既卒→ニート→正社員の就職体験談】就職できない!と気持ちが焦った時は、じっくり自分と向き合うと良かった

どうしても自信が持てなければ、アルバイトからはじめるのもアリ

ニート期間が長い人にとって、正社員はハードルが高いかもしれません。どうしても自信がない場合は、アルバイトから始めてみるという選択肢もあります。最初にアルバイト期間を決めておき、期限が来たら正社員の転職活動を始めるようにしましょう。

ニート支援は30歳前後までが多い

ニート期間が長くなればなるほど、就職が難しくなります。若いうちであれば、まだまだこれから取り戻せると企業側も考えてくれます。年を重ねれば重ねるほど、同年代の人との差が開いていくため、選考で不利になる可能性が高いからです。

ニート支援も30歳前後までのところが多いようです。就職したいという気持ちがあるのなら、可能性が高い今のうちに行動することをおすすめします。

空白期間の答えを事前にまとめておけば怖くない!

就職活動の過程には、面接が付き物です。面接では当然、ニート期間=空白期間について面接官から詰められます。その受け答えがうまくできなくて不合格となった人も多いことでしょう。苦い経験から、もはや面接に拒否反応を起こしている人もいるかもしれません。

そのトラウマを克服したいのであれば、答えは簡単です。事前に答える内容を用意していけばよいのです。とは言え、自分を良く見せようと嘘をつくのは絶対にNG。相手は面接のプロです。すぐに嘘が見破られてしまいます。

ではどんな答えを用意すれば良いのでしょうか。馬鹿正直に「ネットサーフィンをしていました」「ゲームをしていました」では、相手の心象もあまり宜しくないものです。

間違いないのは、転職エージェントや就職支援施設から素直にアドバイスをもらうことです。これまでの脱ニートを輩出した実績とあなたの事情をミックスさせて、ベストな回答をレクチャーしてくれることでしょう。

なお、空白期間に何をしていたか、だけではなく、「反省している」「今後はどうなりたい」など、これまでの反省と今後の意欲についてもアピールできたらさらに面接通過率がアップするはずです。

まとめ

ニートを脱出したいと思ったら、生活習慣の改善など小さなことで構わないのでとにかく行動しましょう。恐怖心や不安な気持ちは当たり前の感情だと受け入れ、自分を否定せずに就活に取り組みましょう。

ニート期間が短く、若いほど就職の可能性は高まります。

転職エージェントや就労支援を利用しながら、脱ニートを成功させましょう。