化学業界はホワイト企業が多い!?将来性や採用難易度・待遇の本当のところ【20代の転職向けまとめ】

化学業界はホワイト企業が多い!?将来性や採用難易度・待遇の本当のところ【20代の転職向けまとめ】のイメージ

「化学業界」と聞いて、どんな業界を思い浮かべますか? 理系出身者や経験者でもない限り、自分とは無縁の業界だと考える方がほとんどではないでしょうか。実は文系出身者でも未経験でもOK、という知られざる業界なのです。

この記事では、あまり知られていない化学業界のリアルについて紹介します。

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この記事のもくじ

化学業界はどんな業界?

化学業界とは、石油や天然ガスなどの原材料を化学反応によって加工し、樹脂(プラスチック)やゴムなどをつくりだす産業(業界)のことを指します。化学業界が供給する製品は、洗剤や化粧品、医薬品など私たちの生活に身近なものばかり。

これらの製品は「最終製品」と呼ばれています。しかしながら、化学業界の産物としてはごく少数にしか過ぎません。産物のうちの大多数を占めるのは「中間財」と呼ばれる、私たち消費者の手に渡る前の状態の製品です。

化学業界に属する化学メーカーが製造した中間財はほかの化学メーカーと協働することで、別の中間財に形を変えます。それが完成品メーカーにより「最終製品」に形を変えて、私たちの手に渡ります。

前述の洗剤や化粧品、医薬品以外にも、スマホなどの電子機器、洋服、プラスチック製品なども化学業界の為せるワザ。つまり、私たちの生活を支えているほとんどの製品に化学業界が携わっている、ということになります。

業界の規模的に言うと、化学業界の出荷額は約40兆円(全製造業の約14%)、雇用86万人と日本経済の根幹を支えています。ただし、2020年度の業績においては、国内化学メーカー各社は大幅な減益が見込まれています。これは、化学業界の大きな供給先である自動車用途の素材・材料の需要が新型コロナウイルスの影響で落ち込んだためです。

化学業界の将来性はある?

国内化学メーカーの2020年度の業績は落ち込むとは言え、世界的に見た化学業界の将来性は無限大です。

世界の化学業界の市場規模については、中国やインドなどの高い経済成長が期待されている国によって今後も拡大していくと考えられています。

一方、国内の化学業界の市場規模については、プラスチックなどの石油化学製品への依存に加え、海外メーカーとのコスト競争力の弱みから、厳しい状況を余儀なくされています。

国内化学メーカーの将来性という意味では、独自の強みを持ち、海外展開を推進する企業に注目が集まっています。

なお、化学業界への転職は、職種によっては未経験でも歓迎、ということもあります。さすがに研究職や技術職などは経験者が優遇されますが、とくに職種にこだわらず化学業界で働きたい、ということであれば「未経験歓迎」「経験不問」の求人を探すようにしましょう。

また、石油・ガスから高分子、生活用品関連など、業界の中にもさまざまなカテゴリーがあるので、十分に企業研究し、将来性なども考慮した上で転職を検討してみてください。

今ある化学業界の課題は…

国内の主要な化学メーカーは、その売上高の大半を石油化学製品(基礎化学品)が占めています。一方で、海外メーカーが製造する石油化学製品は圧倒的にコストが安いので、コスト競争という側面で海外メーカーよりも不利なのが現状です。

ただし、リチウムイオン電池材料、半導体材料、炭素繊維などの高い付加価値を持つ「機能性化学品」分野については、国内化学メーカーが世界的に高いシェアを持っています。

そのため、現在、そして今後の国内化学メーカーの課題は、海外市場の開拓や、機能性化学品の技術をさらに活かして事業展開することだと言われています。

化学業界の代表的な会社は…


国内の代表的な化学メーカーには、平均年収が高い順に、三菱ケミカルHD、富士フイルムHD、住友化学、信越化学工業、三井化学、旭化成、花王などが挙げられます。

化学業界は、他業界よりも年収が高めに設定されているのが大きな特徴です。

化学業界にはホワイト企業が多いって本当?

化学メーカーは一般的にホワイト業界だと言われています。その理由は、化学メーカーの製品・サービスは生活に欠かせないため、ほかの一般企業に比べて衰退する可能性が少ない(不況に強い)産業だから、ということが挙げられます。

BtoB事業のため極端なノルマ競争もなく、理系出身者が多いため落ち着いた社風であるということもホワイトと言われる理由です。

また、年収も高く、福利厚生も充実しているので、働きやすいこともポイントです。残業も少なく、ワークライフバランスを保って働くことができます。その証拠に、化学業界のメーカーにおける離職率は極めて低いものとなっています。

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「終の仕事」としてもおすすめな化学業界

高収入、安定、充実の福利厚生と3拍子揃った化学業界は、今後の人生を設計するにもぴったりな業界です。職種を選ばなければ未経験OKのメーカーもあるし、年功序列で確実に給与もアップします。

ベンチャー企業など実力を評価されて働きたい方には物足りない業界かもしれませんが、末永く腰を据えて働きたい方にとっては夢のような職場ではないでしょうか。

最初で最後の転職先として、化学業界をぜひチェックしてみてください。