キャリアアドバイザーになるには。第二新卒からの転職を成功させる方法

キャリアアドバイザーになるには。第二新卒からの転職を成功させる方法のイメージ

「キャリアアドバイザー」という職業を聞いたことがあるでしょうか?
転職エージェントなどを利用したことがある人の中には、お世話になったことがあるという人も多いでしょう。

キャリアアドバイザーとは、就職や転職、仕事探しなどの相談に乗ってくれる人のことを指します。大学のキャリアセンターやハローワークで相談に乗ってくれるのもキャリアアドバイザーの人ですね。

キャリアアドバイザーは仕事を探す人の役に立つ、やりがいのある仕事ですが、第二新卒・既卒からも目指すことはできるのでしょうか?キャリアアドバイザーの仕事内容や就職の仕方、向いている人の特徴などを見ていきましょう。

この記事のもくじ

正社員への第一歩は、転職相談から

既卒、フリーターへの就職支援は、ニーズの高まりとともに専門の就職支援会社も増えています。独自のノウハウを持ち、無料とは思えないほどのサポートを受けられるのも大きなメリット。転職活動成功への最短ルートと言っても過言ではありません。

簡単30秒 まずは相談してみる

キャリアアドバイザーの具体的な仕事内容

「キャリア」とは、仕事で得られる経験や、進路、自分が積み上げていきたいスキルのことです。仕事のキャリアのみならず、どんな人生を歩みたいか、ワークライフバランス、社会の中での役割など、人生全体をどのように生きていきたいかという視点で考えていくものです。

キャリアアドバイザーは、この「キャリア」を特に「仕事」の面からサポートしていきます。進学、就職、転職、昇進などどんな選択をすべきか迷っている人に対して、アドバイスを行い適切な一歩を踏み出せるように後押しするのです。

一方で、キャリアアドバイザーの仕事は、就職や転職を目指す人の相談に乗って、就職先を紹介するだけではありません。
大学のキャリアセンターや障がいを持つ人の就職支援、一般企業の人事部門など活躍する場面はさまざまに広がっています。

■人材業界

新卒採用や転職支援をしている企業といえば、リクルート(リクナビ)やマイナビが有名ですね。
そういった人材系企業のキャリアアドバイザーは、就職や転職を目指す人との面談を通してひとりひとりに合った仕事を紹介します。
また、企業側との調整なども業務のひとつです。

■一般企業

特に大手企業の人事部門には、キャリアに関する相談ができる部署があります。「企業内カウンセラー」と呼ばれる人がキャリアアドバイザーとしての役割を担います。
人事異動に関することや、仕事をする上で困っていること、将来のキャリアに関する相談などに乗ることもあるでしょう。

■ハローワーク

公的な職業紹介機関で相談業務を担当しているのもキャリアアドバイザーです。ハローワークや、若者の就職を支援するジョブカフェ、高齢者就職支援センターなどです。ハローワークも、就職先を探している人の相談に対応するのが主な仕事となります。

■大学のキャリアセンター

大学のキャリアセンターにいるのもキャリアアドバイザーですね。就職を控えた学生に向けて、就職支援を行います。履歴書の書き方や面接対策といったことも行います。

■NPOなど

就職支援等を行うNPOでキャリアアドバイザーとして働いている人もいます。例えば障がい、ひきこもり、不登校など個別のサポートが必要な人に対する支援を行います。

昔のように、一度就職したら年功序列で給与が上がるということはありません。スキルを身につけ、転職・独立といった選択をする人も増えています。自分らしい生き方をするためには、キャリアについてきちんと考える機会を持つことは重要です。

今後さらに、キャリアアドバイザーが活躍する場面は増えていくでしょう。

未経験からキャリアドバイザーになりたい!

未経験からでも、キャリアアドバイザーになることは可能なのでしょうか?求人の情報をチェックしてみると、未経験からも応募ができるキャリアアドバイザーの仕事はいくつも存在しています。
まずは「未経験可」の求人にアプローチしてみるのがいいでしょう。

未経験、他業種からの転職で、人材系の企業にキャリアアドバイザーとして就職したい場合は、これまでいた業界に特化した人材会社を選ぶというのもおすすめです。

転職エージェントなどをみると分かりますが、「IT・Web業界に強い」「第二新卒・既卒に特化」などそれぞれ得意とする分野を持つ人材会社は多いです。そういった企業では、実際にその業界で働いたことのあるキャリアアドバイザーを欲しています。なぜなら、業界経験者だからこそ専門知識が分かり、就職・転職希望者の気持ちも理解しやすいからです。

キャリアアドバイザーは転職の経歴や他業種で働いたことがあるキャリアがプラスになりやすい職種と言えますから、これまでの経験を活かせる企業を選ぶのが良いでしょう。

また、キャリアアドバイザーには、専門的なスキルや知識が必要になる部分もあるため、資格取得を目指してみるのもいいでしょう。2016年から国家資格となった「キャリアコンサルタント」の資格がもっとも有名です。民間の資格もいくつかありますが、取得するメリットをよく調べてから目指すようにしましょう。

第二新卒や既卒がキャリアアドバイザーを目指す方法

第二新卒・既卒からもキャリアアドバイザーを目指すことはできます。

第二新卒・既卒の転職に強みを持つ転職エージェントの中には、「キャリアアドバイザーの全員が第二新卒・既卒」という企業もあります。第二新卒や既卒が転職の際のメリットとなる場合もあるのです。

また、キャリアアドバイザーの求人を探す際に、第二新卒、既卒、未経験の人に注目していただきたいポイントがあります。

その1つ目が「人材育成」がしっかりしているか?という点です。
専門的な知識やスキルが必要になるキャリアアドバイザーという仕事ですから、応募する企業の研修制度や人材育成の考え方はきちんと確認しておきましょう。

さらに、「キャリアアドバイザーアシスタント」の職種からステップアップを狙うというのも有効です。アシスタントとして、キャリアアドバイザーの仕事をサポートする役割からスタートできるので、未経験からでも不安が少なく始められるのではないでしょうか。

「未経験可」のキャリアアドバイザー求人にも、さまざまな条件のものがあります。しっかりとチェックして自分にあった仕事を見つけましょう。

実際にキャリアアドバイザーになれたらこんなやりがいが…

キャリアアドバイザーの仕事のやりがいは、どんなところにあるのでしょうか。

人の役にたてる

仕事を探している人や、キャリアについて悩んでいる人が、キャリアアドバイザーを頼って来てくれます。そういった人たちの悩みや困りごとを解決することで大きなやりがいを感じられる人は多いでしょう。目の前にいるクライアントから直接「ありがとう」と感謝の言葉をもらえる機会があるかもしれませんね。

さまざまな価値観に触れられる

10人いれば、10通りのキャリアがあります。
日々さまざまな人と出会い、その価値観やキャリア観に触れることができるのがキャリアアドバイザーの仕事ではないでしょうか。
人との出会いから、自分自身の価値観も多彩に広がっていくかもしれません。

クライアントの「人生」に関われる

キャリアアドバイザーの仕事は、「就職」「転職」といった出来事に関わるだけではありません。仕事探しは、その人の人生に大きな影響があります。クライアントのこれからの「人生」に寄り添い、一緒に考えるのがキャリアアドバイザーの醍醐味とも言えそうです。

キャリアのプロフェッショナルになれる

キャリアアドバイザーは専門的な知識やスキルが必要とされる仕事です。テキストを眺めて勉強をしているだけでは身につけることができないスキルや経験を、業務を通して習得することができるでしょう。

キャリアのプロフェッショナルとして、さらにステップアップを目指すという働き方もできます。

キャリアドバイザーとして働く、辛い部分

やりがいの反対に、キャリアアドバイザーの仕事の大変さ、辛さはどんな点でしょうか。

ビジネスとして成果が求められる

キャリアアドバイザーの仕事は、キャリアのアドバイスをする「相談業務」と思われがちですが、クライアントと話しているだけの仕事ではありません。ビジネスとして、企業と求職者とのマッチングを行うことを求められます。

当然成果を上げなければいけないため、「人助け」「相談に乗るだけ」という考え方では仕事になりません。決められた期限の中で、クライアントも求人企業も満足するような成果を出さなければいけないのです。

気持ちの切り替えが難しい

相談に来る人はさまざまな悩みや困りごとを抱えています。就職・転職の相談となれば、リストラや介護問題、待遇への不満などネガティブな話が話題に上がることもあります。

クライアントは性別、年齢も幅広く、波長が合う人がいれば合わない人もいるでしょう。そういった環境の中で、1日に何件もの相談に乗らなければいけません。

気持ちの切り替えをしながら、ひとつひとつの仕事に向き合える人でなければ辛いと感じてしまうかもしれません。

自分の価値観・経験を押し付けてはいけない

友人の相談に乗るときを思い出してみてください。ついつい自分の経験や価値観で、アドバイスをしてしまうことはありませんか?

自分が経験したキャリアの悩みや経験を伝えることは共感を得るためにも有効ですが、「こうあるべき」「こうしなさい」と指示することは避けるべきです。

目の前にいるクライアントの「キャリア」はクライアントが決めて、自らスタートさせるべきものです。キャリアアドバイザーが過去に同じような経験をしていたとしても、自分の価値観を押し付けるべきではありません。きちんと相手に寄り添える人でなければ、適切なアドバイスができないでしょう。

まとめ

未経験からもスタートできるキャリアアドバイザーという仕事。就職や転職だけでなく、目の前にいる人の人生に寄り添えるやりがいのある仕事ということが分かりました。

キャリアアドバイザーは、転職や退職などキャリアに悩んだ経験がある人にこそ向いている仕事と言えそうです。目の前にいるクライアントと同じように、進路やキャリアで悩んだことがあるからこそ、キャリアアドバイザーとして良いアドバイスができるのではないでしょうか。第二新卒・既卒であることも不利にはならないはずです。

仕事を通して人の役に立ちたい、いろんな価値観に触れてみたいという人はぜひキャリアアドバイザーの仕事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。