気がついたら、12時間労働になっている毎日…。これからどうしらた良い?

(最終更新日:2019/1/23)

気がついたら、12時間労働になっている毎日…。これからどうしらた良い?のイメージ

朝も暗いうちに自宅を出て出勤したのに、退勤したらもうすでに日が変わっている…そんな毎日を過ごしてはいませんか?週末になると日常の疲れから泥のように眠り、気がつくともう月曜日の朝だったという過ごし方は、体力的に辛いのはもちろんのこと、精神的にもすり減ります。この記事では、このような生活から脱却するために何をしたら良いかを具体的に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事のもくじ

正社員への第一歩は、転職相談から

既卒、フリーターへの就職支援は、ニーズの高まりとともに専門の就職支援会社も増えています。独自のノウハウを持ち、無料とは思えないほどのサポートを受けられるのも大きなメリット。転職活動成功への最短ルートと言っても過言ではありません。

簡単30秒 まずは相談してみる

12時間労働を毎日繰り返すのはどう考えてもしんどい

会社における定時は一般的に9時5時(くじごじ)と言われるように、午前9時から午後17時までとなっているのが一般的です。その中に1時間休憩時間があるとすると実働時間は7時間となります。1日12時間勤務をするということは、毎日この定時勤務労働時間に加えて5時間勤務するという計算になります。9時に出社したとすれば、退勤時間は22時です。
22時に退社してから帰宅し、食事を取り寝る準備をすれば、当然日付を超えてしまうでしょう。翌日も9時には出社しようとすると、気分をリフレッシュするような時間の余裕もなく睡眠時間の確保で精一杯の日々になることは言うまでもありません。夜遅くに摂った食事が胃に残ったまま睡眠に入るというのも気になるところです。
業界や職種にもよりますが、決算期や繁忙期など一定期間勤務時間がとても長くなる時期があるのは致し方ない部分もありますが、数日から数週間と予め把握している期間でなく、無期限に毎日12時間労働を繰り返すのはしんどいに決まっています。

強制的に12時間労働させられている。これは違法?

ここまで読んで「明日からはもう少し自分で効率を考えて早く退社できるようにしよう!」と考え、実行できる方はすぐにでもそのようにしましょう。しかし、自分の意志や意識とは関係なく12時間労働を強いられている職場の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
法律の上では、1日の労働時間は8時間と定められていますが、その時間内ですべての業務が完了している企業はとても少ないのが現実です。「それなら、そもそも1日12時間も働かせるなんて違法なのでは?」と思った方に結論からご説明すると、1日12時間勤務すること自体は違法ではありません。
労働基準法では、使用者は労働者に1週間につき40時間を超えて(休憩時間を除く)労働させてはならないと定めています。また使用者は、1周間の中でも1日8時間を超えて労働させてはならない(休憩時間を除く)とも定めています。(出典:労働基準法)しかし、36協定(通称:サブロク協定)の「時間外労働の限度に関する基準」に従って労働し、きちんと残業代が支払われていれば違法にはなりません。
ただし、毎日12時間勤務しているという状況を鑑みると1週間の労働時間が12時間x5日(=60時間)となり、労働基準法で定めている40時間から20時間もはみ出ることになります。これは労働基準法が定める健全な労働時間を大幅に超過しており、企業として勤務体系に無理が生じていることが感じられます。

もう12時間労働なんて辞めたい…。そんな時にすべきこと

先にご説明したとおり繁忙期の一定期間だけ12時間勤務が生じてしまったということではなく、日々終わりも見えずに12時間勤務を続けさせられているとすれば、自分の身を守るためにも何かしらのアクションを起こさなくてはならない勤務先であることは明白です。具体的に取るべきアクションをご紹介します。

餅は餅屋、労働基準監督署に相談してみる

毎日12時間の労働を強いている企業は、あなたのみならず社会にとっても悪い影響を与えるので、正式に改善を求められるべきです。このようなケースでは、働く環境を整えている専門機関「労働基準監督署」が該当するでしょう。お近くの労働基準監督署に連絡してみましょう。(参考:全国労働基準監督署の所在案内 |厚生労働省
電話で一度不明な点などを質問してみるのも良いですが、もしすぐにアクションを取ってもらいたいという状況であれば、十分な資料を持って直接足を運ぶほうがスムーズに事が運びます。その際には、以下の書類が証拠となりますので、忘れずに用意しておきましょう。
職場によっては労働時間の違法性を把握した上で長時間労働を敷いており、出退勤の時間をごまかされている場合もあるので、そのケースでも対応できる書類をいくつかご紹介します。

  • 出退勤の記録をしてあるもの(タイムカードなど)
  • 勤務時間のわかるメールのやり取りなど
  • 残業代が記された給与明細
  • 日報など

そもそも、タイムカードを定時で切らせた上で残業をさせたり、時間管理の証拠が残らないように工夫をして労働をさせているということ自体が労働基準法違反とも判断できますので、その実態についても伝えましょう。

思い切って、転職する!

正義感を持って労働基準監督署に足を運ぶのも手ですが、まず自分自身の安全を確保するためにも転職活動をしてみてはいかがでしょうか。労働基準監督署が勤務先に労働環境改善に取り組んだとしても、すぐに大きな改善が起こるとは考えにくいからです。
企業の体質が改善していく課程をともに過ごすことも多少なりとも価値はありますが、キャリアにおける貴重な時間をロスしないためにも、転職エージェントに一度相談してみるのも前向きなアクションと言えるでしょう。
現在勤務している企業の労働環境を伝え、一番辛いと感じているポイントを解消できるような転職先を紹介してもらえれば、自分のこれまでの経験やスキルと照らし合わせて明るいキャリアの第一歩を踏み出すことができます。

12時間労働が習慣になっている人も確かにいるけれど…

長時間労働大国である日本では、1日12時間勤務を何年にも亘って続けながらも、その実態を問題視していない人もまま見受けます。「働きすぎで体を壊してようやく半人前」といった誤った価値観を持っている人が周りにいる場合には、可及的速やかに距離を置くようにしましょう。なぜならば長時間労働が慢性化すると以下のようなトラブルが生じるからです。

  • 体調が振るわない
  • 人間関係が希薄になる
  • やる気が起きない
  • 人生に楽しみを見いだせない

具体的にどのようなことなのか追ってみましょう。

体調が振るわない

1日12時間も勤務をしていれば、当然睡眠時間や食事を摂る時間が目減りします。その結果対象がじわりじわりと悪化をたどるのは言うまでもありません。

人間関係が希薄になる

平日12時間勤務を続ければ、休日はほとんど休息の時間に充てられることになります。友人や家族と時間を過ごすことでリフレッシュするような余裕もなくなれば、人間関係もだんだんと薄くなっていくでしょう。

やる気が起きない

リフレッシュのタイミングがあってこそ、「明日からまた頑張ろう!」と思えますよね。その時間や余裕もないままでは、やる気はどんどん削がれていきます。

人生に楽しみを見いだせない

末期的な症状ではありますが、1日12時間勤務を続ければ、それ以外のことに充てる時間はなかなかありません。先に挙げたリフレッシュもせず、友人との時間もなく、ただ業務に勤しんでいるだけでは徐々に人生の楽しみを見出すような余裕も失われます。

まとめ

長時間労働で残業代をもらえるのなら、多少の犠牲は厭わない!と考えている方も、この記事を機会に考え方が変わってきたのではないでしょうか。プライベートと仕事のオンオフができ、リフレッシュしながらでなければ仕事は効率よく進められません。継続的な長時間労働は、そのようなチャンスを失わせ続ける危険な働き方です。今何をすべきかよく考えて、次のステップに踏み出してみてくださいね!