就職に失敗しても問題ない。失敗してから一発逆転、納得の道を見つける方法

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この記事のもくじ

実は、就職には失敗も成功もない

まず、ひとつ質問です。あなたが就職に失敗したと思うのは、どんな状況になった時でしょうか?ここでは、例としてよくある意見を参考に考えていきます。

第一志望の会社に就職できなかった場合

よく耳にするのが、第一志望の会社に就職できなかった場合です。憧れの第一志望の企業から内定をもらえなければ、失敗だと感じやすかったり、落ち込んでしまったりする人も多いでしょう。

でも、よく考えてみてください。本当に理想の会社かどうかは、入社してみないと分からないのではないでしょうか。もしかすると、第二志望の会社や候補にも挙がっていなかった企業の中に、あなたの理想とする会社がある可能性もあります。

第一志望に通らなかったら終わりだ…と思うのではなく、もっといい会社と出会えるチャンスだと思って気持ちを切り替えてみると、道が拓けるかもしれませんよ。

正社員で就職できなかった場合

次に多いのが、正社員で就職できなかった場合です。就職=新卒で正社員での内定をもらうこと、というイメージはまだまだ根強いかもしれません。確かに一昔前は、正社員で採用されたら、終身雇用でその後の人生が安泰だと考えられていました。ですが、今も同じ状況でしょうか?

今の時代、大企業だからと言って、絶対に安心できる状況ではありません。また日本を代表するトヨタの社長でさえ、「終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と発言をしているような状況です。

契約や派遣社員からでも正社員登用がある企業もあります。契約社員や派遣社員として様々な企業や職種を経験しキャリアの幅を広げておく方が、この先企業からのニーズが高まるかもしれません。そう考えると、正社員でなければ失敗とも言えない気がしますね。

どこからも内定をもらえなかったという場合

そして、最後はどこからも内定をもらえなかったという場合です。上記ふたつに比べると、厳しい状況に置かれているように感じるかもしれません。

でも、その状況から就職した人もたくさんいるのをご存知ですか?後で詳しく書きますが、最近は既卒採用なども増えてきています。フリーターや派遣社員からの正社員登用もゼロではありません。

自信がなくなってしまった人もいるかもしれませんが、同じ環境からでも就職を成功させた人がいるということを知り、頑張って一歩を踏み出してみましょう。

捉え方次第だと言ってしまえばそれまでかもしれませんが、これまで世間的に当たり前だとされてきた考え方は一旦考えずに、冷静になってみましょう。思い通りにいかずに落ち込むこともあると思いますが、失敗だと思って動きを止めてしまうことこそが、失敗だと認めることにつながります。

結果は事実として受け止め、見方を変えてみたり、他の選択肢をフラットな目で見てみたりすると、新たな道が見えてきて一歩を踏み出すことにつながるでしょう。

就職に失敗した…と感じてからできること

「失敗した…」と感じてからでも、できることはたくさんあります。むしろその行動次第で、より良い結果につながるかもしれません。就職に失敗したと感じた人に向けて、社会的な変化も踏まえた、成功をつかみ取るための選択肢をご紹介します。その中から、自分に合ったやり方を探してみてください。

既卒として就職活動

最近、企業の採用で徐々に増えてきているのが、既卒や第二新卒の採用です。今後を担ってくれる若い人材を必要としている企業は多いものの、思うように新卒採用が進まない企業が増えてきています。そういった背景から、新卒とほぼ年齢や経験も変わらない既卒や第二新卒に注目が集まってきているのです。

新卒採用と比較するとまだまだ募集が少なかったり、我慢しなければならない点もあるかもしれませんが、正社員で就職したいという気持ちが強いなら、チャレンジしてみる価値はあると思います。既卒や第二新卒に特化したサイトやエージェントも増えてきているので、何から始めたらいいのか分からないという人はとりあえず登録してみましょう。

就職留年

学費がかかるという問題をクリアできるのであれば、就職留年をするという選択肢もあります。この選択のメリットは、来年も「新卒」枠で就職活動をできるということです。既卒の枠が増えてきているとはいえ、まだまだ企業にとっても新卒採用がメインのため、既卒と比較すると優位な部分がります。

就職留年をすることで、また一年かけてじっくり就活に時間を費やせるので、焦る必要はありません。学費はかかりますが、企業研究や自己分析などに時間を割けなかった場合は、もう一度チャレンジしてみる価値はあるかもしれませんね。

選択肢を広げて就活を継続

就職活動をする際、大企業や有名企業に狙いを定めたり、業界や職種を極端に絞ったり人もいるようです。もちろん、狙いを定めて活動することは悪くないですが、選択肢から外していた中小企業の中にも自分にあった企業があるかもしれません。

やりたいことが明確な場合、業界や職種を絞っていることも多いと思いますが、一見直結しない業界や職種であっても、広い目で見れば関係性がある場合もあります。初めからその業界に入り込んでしまうのではなく、少し違った角度から関わる方が、より業界のことを客観的に見ることができるかもしれません。絞り込んで就活をしていたなという人は、一度フラットな状態になって選択肢を広げてみるとよいでしょう。

フリーターから正社員登用

就職活動をするにも少なからずお金が必要です。フリーターとして生活費を確保しながら就職活動を続けるという選択肢も考えてみましょう。

例えば、飲食業や販売業などフリーターとして実務経験を積むことができる業界もあります。進みたい道が明確かつアルバイトを募集している場合は、その道に入って経験を積みながら正社員登用にチャレンジする選択肢もあるでしょう。中には当初の目的を忘れて、ずるずるとフリーターを続けてしまう人もいますが、就職を目指すのであれば、期限を区切って取り組むことをおすすめします。

契約・派遣社員からの正社員登用

企業によっては、契約社員や派遣社員からの正社員登用を行っているところもあります。もちろん事前に確認が必要ですし、募集要項などには正社員登用ありと書かれていても、実際はどうなっているか分かりません。エージェントを活用できるのであれば、過去の応募状況や登用人数などを確認しておく方が安心でしょう。

資格の取得

志望する業界や職種にもよりますが、資格や知識がある方が優遇される場合は、就活を一旦辞めて資格取得や勉強に時間を注ぐのも一つの方法です。難易度が高い資格や中途採用で保有者が優遇されている資格などは、取得することで就職活動にもメリットになる可能性があります。

ただ、持っているだけでは就職と直結しない場合もあるので、あくまでも資格を取ることがゴールではなく、就職のためのステップとして取り組むほうが良いでしょう。身に着けた知識をどう活かせるのかを自己PRや志望動機にうまく盛り込むことがポイントです。

就職への失敗を次へ生かす考え方

「志望する企業に就職できない…」「契約社員としてしか内定がもらえなかった…」「どこからも内定がもらえなかった…」など、失敗したと思う状況は人それぞれだと思います。失敗したと感じたときに大切なのは、その事実と向き合い、これからどうするかを自分で決めて行動していくことです。

既に紹介した通り、失敗しても、その後の選択肢はたくさんあります。留学や起業なども含めるともっと選択肢は広がるでしょう。要するに、立ち止まらなければいくらでも挽回する方法はあるということです。

人によって捉え方は様々だと思いますが、客観的に見ると就職の失敗は、長い人生においてひとつの失敗でしかありません。まだまだ取り返すチャンスはたくさんあるということを忘れないでください。

おわりに:捉え方次第で失敗から挽回できる

失敗と言っても、状況は人それぞれです。他の人からそれは失敗じゃないという人もいるかもしれません。要するに捉え方次第で、その先の道は変わってくるのです。失敗したと思って、何もしないと状況は変わりません。事実はきちんと受け止めた上で、どんな選択肢があるのかを知り、自分で選んで行動することが成功につながります。