清水建設の年収は850万超え!実際の業務内容や採用情報・社風・待遇【第二新卒の転職や求人まとめ】

清水建設の年収は850万超え!実際の業務内容や採用情報・社風・待遇【第二新卒の転職や求人まとめ】のイメージ

日本五大ゼネコンの1社として安定成長を続ける清水建設。ハードな業界ということもあってか、その年収は900万円超え、1,000万円超え(!)とも言われています。

だけど第二新卒の場合、その年収を実現できるのでしょうか? その「リアル」をリサーチしました。

せっかく就職できたのに思っていたのと違う…
なんてことのないように、是非この記事を参考にしてみてくださいね。

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この記事のもくじ

清水建設は平均で850万超え!?中途だとどれくらい?

1804年創業、1937年設立の大手総合建設会社として知られる清水建設。日本各地のほか、海外でもグローバルに事業展開しています。

さまざまな建物の企画提案から設計、施工、運営、管理を行う同社。建造物の種類も社寺や伝統建築など幅広いのが最大の特徴です。「道を歩けば清水建設の建物に当たる」と言っても過言ではないほど! 

さらに、不動産開発事業やエンジニアリング事業にまで事業を拡大。近年ではロボット事業にも取り組むなど、「子どもたちに誇れる仕事を。」のコーポレートメッセージの元、時代の一歩先を行くスタイルを積極的に推進しています。

そんな清水建設、給与も業界トップレベルとして知られています。具体的な給与形態は、国内・海外問わずさまざまな領域の仕事を担当する総合職と、地域に根ざし、専門分野で活躍する地域職の2形態です。

中途採用の場合、総合職の場合の年収例は30歳で600万円(賞与含む)、時間外手当と通勤手当等は別途支給になっています。

地域職の年収例はA地域(本社、関東・東京・横浜・千葉・土木東京の各支店)かつ30歳で450万円(賞与含む)、総合職同様に時間外手当と通勤手当等は別途支給です。

(※)給与参考募集区分について | 採用情報 | 清水建設

なお、2019年3月期の有価証券報告書( 有価証券報告書・四半期報告書 | 株主・投資家情報 | 清水建設)によると、平均年齢は43.0歳で平均年間給与は10,101千円! やはり建設業界のトッププレイヤーであることが分かります。

清水建設で採用されている職種。具体的な仕事内容

総合職と地域職により職種が異なります。

総合職

  • 施工管理:国内外の建築作業所、原子力発電所において、施工管理を行います。
  • 設計:基本設計や実施設計業務、工事管理業務などを行います。
  • 機械・電気:設備施工や設備設計を行います。
  • エンジニアリング:土壌環境、プラント、情報、新エネルギーの調査・対策、技術開発を行います。
  • 土木:土木構造物の施工、技術開発、設計などの業務を担当します。土木工事における造成計画なども行います。
  • 海外:海外で設備施工・設計、営業や事務管理を行います。国内で支給される給与に加えて、海外給が支給されます。一部の仕事は英語力が必要です。
  • 情報:社内向け情報インフラ・情報システムの企画・提案のほか、整備やメンテナンス業務を行います。
  • 営業:国内外のクライアントに対して、営業活動を行います。
  • 不動産開発:不動産開発や運営管理業務を担当。不動産会社における実務経験が必要です。
  • 管理スタッフ:法務や財務経理、総務、人事などを担当します。

地域職

  • 建築施工、土木施工、設備施工:各支店の作業所限定で施工業務を行います。

ただ、清水建設は激務で上下関係が厳しいという噂も…

日本五大ゼネコンとしても知られる清水建設ですが、個人に任せられる裁量が大きいため、それなりに残業時間も多く、職種によっては早出や休日出勤もあり、1日の拘束時間が長いというデメリットがあるようです。

ただし、近年の「働き方改革」により、ワークライフバランスへの取り組みを強化。リフレッシュ休暇や現場勤務者への現場異動休暇など多様な休暇制度も整備しています。また、ノー残業デイなども定着している模様です。

従業員は、基本的には真面目で穏やかな人が多いと言われています。働く社員が総じて高学歴であること、かつ高収入で生活に余裕があることも関係しているのかもしれません。

第二新卒や既卒は清水建設に採用してもらえる?

清水建設のホームページの採用情報を見ると、新卒以外はキャリア採用となり経験者・即戦力しか募集していません。

ただし、現場ではなく営業職や管理スタッフであれば、異業種で実務経験があるという人もいるのではないでしょうか? そうした経験がある人であれば、採用してもらえる可能性はないとは言えません。

また、グループ企業であれば第二新卒も歓迎しているところもあります。そこからスタートして清水建設本体に転籍できる可能性もあるので、1クッション置くというのもアリかもしれません。

転職エージェントに相談しておくのもひとつの手です。非公開で募集している可能性もゼロではありませんから、活用してみるのがおすすめです。
エージェント選びにはこちらの記事を参考にしてみてください。

実際に清水建設で採用されそうなスキルや能力

前述の営業職や管理スタッフにおいても、ゼネコン経験や資格があれば転職に有利に働きます。なお、海外勤務を希望する場合、英語スキルはマストです。

清水建設への転職は高き門…それでも目指したいのなら、「抜け道」はある!

高収入が最大の魅力である清水建設ですが、さすがに何のスキルもなく転職を試みることは難しいことが判明しました。

それでも諦めたくない人は、多様な職種の中から比較的ハードルの低いものを選ぶのが正解と言えそうです。

そのほか、未経験OKのグループ会社に入社して転籍する、などの抜け道もあります。

もっとも効率的なのは、転職エージェントに相談することかもしれません。非公開求人の中には清水建設の求人があるかもしれないし、そうでなくても一緒に転職成功の方法を考えてくれますよ。

いつかは1,000万プレイヤー! その夢の実現に向けて、まずは動き出しましょう。