yahooは第二新卒や既卒を採用しているの?求人情報や年収・評判・口コミを含めて検証してみた

yahooは第二新卒や既卒を採用しているの?求人情報や年収・評判・口コミを含めて検証してみたのイメージ

ヤフー株式会社は、ポータルサイトYahoo!JAPANを運営するインターネット関連企業です。ソフトバンクの連結子会社ながら、会社の時価総額が親会社のグループを上回ることもあり、連結ベースの売上高は8900億円を超えます。主な収益源はインターネット広告、ブロードバンド事業、オークション関連事業の3つです。

1996年に国内初のポータルサイトとしてYahoo!JAPANが誕生してから、20数年が経とうとしています。小さいころからインターネットに親しんできた世代なら、Yahooのサイトを訪れない日はないという人も多いことでしょう。

今や生活になくてはならないポータルサイトを運営しているyahooに、第二新卒や既卒からでも入社できるなら嬉しいですよね。果たして、yahooは第二新卒や既卒を採用しているのでしょうか。評判や口コミを含めて検証してみました。

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この記事のもくじ

yahooの事業内容は?

yahooは、主な事業内容として「インターネット上の広告事業」「イーコマース事業」「会員サービス事業」などを挙げています。現在では幅広い分野でサービスを提供しているyahooですが、その歴史はコンピュータの歴史とともにあります。スタンフォード大学で学んでいた二人の開発者が、インターネットの個人的な興味を記録するリストを作ったことから始まり、インターネット・コミュニティに密接なサービスとして成長させていきました。日本国内では、国内初の商用検索サイト「Yahoo!JAPAN」のサービスを開始して以降、天気情報、ニュース、メール、ショッピング、オークションなど次々と新たなサービスを展開しています。さらに、近年スマートフォンが急速に普及したことから、スマホ版トップページのリニューアルや新たなサービスの開発にも力を入れています。

yahooは第二新卒・既卒の採用をしているか?

yahooは、2016年10月3日より「新卒一括採用」を廃止し、新卒、既卒、第二新卒など経歴に関わらず応募できる「ポテンシャル採用」を新設しました。ポテンシャル採用は通年行われており、30歳以下であれば誰でも応募できます。エンジニアやデザイナーをはじめとして、営業職など全ての職種を対象に、年間300名程度を採用予定として始まった採用システムです。Yahooではこれまで、「新卒採用」と、就業経験を持つ人を対象とした「中途採用」を行ってきました。しかし、それでは第二新卒や既卒などの人に対して平等な採用選考機会を提供できず、海外留学生や博士号取得者などの就職活動の時期とズレが生じる可能性もあることから、採用方法を見直すことになったようです。

yahooではどんな部門・業種の募集をしている?

ここで、yahooのコーポレートサイトのキャリア採用ページから、2022年11月時点で掲載されている具体的な求人内容を抜粋してみましょう。

・カスタマーサクセス(データソリューション)

カスタマーサクセスでは、ヤフーのビッグデータを活用したデータソリューション事業のカスタマーサクセスを担当します。

オンボーディングを実施し、顧客が抱えている課題を解決するほか、顧客に機能を活用してもらうためのコンテンツの作成、開発部門やセールスとの連携、協働を通したアップセル、クロスセル活動なども業務範囲となります。

<必須条件>(下記二項目のうちいずれか)

・無形商材の法人営業またはカスタマーサクセス経験(3年以上)
・自らの提案を通して顧客のニーズを生み出し、従来のやり方に固執せず新しい取り組みを実践した経験

・事務(ヤフオク!/Yahoo!ショッピング)

事務職では、ヤフオク!、Yahoo!ショッピングにおける決済不正対策関連業務を担当します。リモートワークが中心ですが、必要に応じて社内セキュリティ強化ルーム内で業務に当たることもあります。

業務内容は、ウェブツールやExcel等を使った登録/更新/データ確認などの事務作業、クレジットカード会社などへの電話連絡、社内外の関係者とのチャット、メール、オンライン会議でのコミュニケーション、正社員の事務サポートなどです。

<必須条件>
・オフィスソフトの利用経験(特にExcelでデータを扱った経験)
・正確で迅速な事務処理能力
・自分の業務手順を整理し、進捗管理や関係者への報告ができること

・機械学習エンジニア(コンピュータビジョン・画像認識領域)

機械学習エンジニアは、画像データを用いた研究開発およびサービスの改善を担当します。

主な業務は、広告画像の解析(OCR、物体検出、特徴量開発など)、eコマースにおける類似画像検索の特徴量開発、動画データの解析(シーン境界検出、カテゴリ付与など)、社内向け画像解析APIの保守、運用などです。

<必須条件・スキル>

・画像認識技術の研究・開発経験(1年以上)
・PyTorch, TensorFlowなどの深層学習フレームワークを使ったコンピュータビジョンモデルの開発経験
・Linux/UNIXの知識

…などの求人が掲載され、多種多様な職能が求められています。

なお、2022年現在、yahooでは、社員一人ひとりのニーズにあわせて働く場所や環境を選択できるリモートワーク制度「どこでもオフィス」を導入しているとのこと。

事務職をはじめとして、すでにリモートワークが社員に浸透していますが、対面が必要であったり、セキュリティの関係などで、出社が必要なポジションも存在します。

働き方にダイレクトで関わる部分ですので、募集要項をよく読み、エントリー前に確認しておくと良いでしょう。

yahooの平均年収はどのくらい?

つぎに、転職するにあたって気になる、yahooの平均年収を調べてみました。

求人情報サービス「openwork」に寄せられた正社員480名の口コミによると、yahooの平均年収は652万円となっています。

給与額に関しては細かくグレードが決まっているそうで、平均値の652万に達するまでは、新卒から計算して4〜5年の歳月がかかるという声もありました。その点を踏まえ、中途採用で入社する場合はスタート時の交渉も大事と考えられます。

評価制度は360度評価で、3ヶ月に一回の中間フィードバックと、半年に一回の評価が行われます。

日々の業務で成果を上げ、チームメンバーや上長とのコミュニケーションも良好であれば、高い評価を得られて賞与アップが期待できるでしょう。

yahooに入社できたらどんな経験を積める?

yahooに入社できたら、研修制度を利用しながら自分の思い描くキャリアを実現していくことができます。温厚で柔らかな雰囲気の社員が多いという口コミが多数寄せられているので、外資系に多いアグレッシブな雰囲気が苦手な人も、すぐになじめるでしょう。

例えば、上司と部下の1対1で週例ミーティングが行われる「1on1ミーティング」、新たな経験にチャレンジしたいときに希望を自己申告して異動できる「ジョブチェン」、執行役員がメンターとなって企業内大学をまわす「Yaoo!アカデミア」など、yahooの社内にはどんな社員も成長していける仕組みがふんだんに取り入れられています。

また、社員が自分自身のキャリアを棚卸しし、これからの働き方を考えてゆく「キャリア自律ワークショップ」も設けられています。ほか、社内外からレクチャーを受ける専門スキル研修も豊富です。理系博士課程進学も支援されており、進学にかかる費用が奨学金として給付されます。

自分の将来像がはっきり描けており、また研修制度を上手に利用することができれば、瞬く間に成長を遂げることが約束されているといえるでしょう。Yahooで十分な知識と経験、スキルを得た後に転職を遂げる人が多いのもうなずけます。

第二新卒からyahooを狙うなら?

第二新卒からyahooを狙うなら、通常は2つの道のいずれかをたどることになります。1つ目がポテンシャル採用で、就業経験ありのコースを選ぶ方法です。ポテンシャル採用は、エンジニアコースに用意されています。

2つめはキャリア採用で、システム企画や研究員、動画エンジニアなどたくさんの職種で募集があります。また、エンジニアのほかにもオープンポジションでエントリーを行うことができます。

しかし、本気でyahooに入社したいなら、第3の道を歩みましょう。転職エージェントに登録すれば、ライバルを一歩リードすることができます。第二新卒からyahooを狙うためのプランや、転職エージェントの選び方について解説します。

第二新卒からyahooを狙うためのプラン

第二新卒からyahooを狙うときに大事なのが、希望職種を絞ることです。とくにポテンシャル採用枠であれば未経験分野でもチャンスがあり、さまざまな職種に目移りしてしまうかもしれません。しかし、目標は1つの職種に絞りましょう。そして、自身が将来どのようにyahooで働いているか、しっかりイメージしてください。

というのも、yahooで求められているのは、yahooに入社してやりたいことが具体的に描けている人材だからです。与えられた仕事をこなすのではなく、自発的に仕事を生み出す人が歓迎されます。より具体的に、自らがやりたい仕事をはっきり伝えられるようになっておきましょう。そのためにも、転職エージェントの存在は大きなものになります。

転職エージェントは、単に仕事を紹介してくれるだけの存在ではありません。どんな職種を希望しているのか、それによって将来どうなりたいのかを、あなたと一緒に考えていってくれるパートナーです。加えて転職のプロですから、少ない経験をカバーする方法を考えてくれたり、条件交渉を行ってくれたりといったサポートも行ってくれます。

こんな転職エージェントを選ぼう


自分の将来像を描き出す手助けとなってくれる転職エージェントを、しっかり見つける必要があります。必ず複数社に登録し、より親身になってくれる担当者、自分の弱みをきちんと指摘し指導してくれる担当者との出会いを実現させましょう。

エンジニアを目指すのであれば、大手数社に加え、ITエンジニアに特化した転職エージェントに登録し、相性を見るのがおすすめです。専門分野についての知識があり、ストレスなく相談できる担当者を見つけ、希望を細部まで伝えられるようにしましょう。

デザイナーとしての転職を望んでいるのであれば、クリエイティブ系に強い転職エージェント数社に登録しましょう。また、大手にも並行して登録しておくのがおすすめです。未経験に近いほど経験の浅い第二新卒の場合、クリエイターとしての転職より、ポテンシャルを買ってもらうほうがいい場合があります。若手の未経験採用を得意としているのが、大手なのです。

事務系での転職を狙っているのであれば、WEB系に強い転職エージェントもいいですが、広告系に強い会社を選んで登録するのも手です。Yahooの大きな収入源は広告であり、事務系の求人といえば広告営業を指すといっても過言ではありません。また、並行して大手にも登録し、自分との相性を見てみましょう。

yahooの求人や評判は?

ニュースや天気、路線情報、知恵袋など、人々が日常的に利用するサービスに携われる仕事なので、消費者にとってさまざまな価値を提供していくやりがいを感じられるようです。インターネットサービスを国内に定着させた大手会社ということもあり、誇りを持って働いている社員が多いようです。