メガバンクの三井住友銀行は第二新卒や既卒を採用しているの?評判・口コミを含めて検証してみた

メガバンクの三井住友銀行は第二新卒や既卒を採用しているの?評判・口コミを含めて検証してみたのイメージ

三井住友銀行は、2001年に住友グループの住友銀行と三井グループのさくら銀行が合併して誕生しました。翌年、持株会社として三井フィナンシャルグループを設立し、その傘下となっています。

三井フィナンシャルグループは三菱UFJフィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループとともに三大メガバンクとして名を馳せ、三井住友銀行単体で見ても収益は二兆円を超えています。全職種の平均年収は800万円を超えると推定され、40代前半であれば総合職の年収は1,000万円を超えるでしょう。
高い安定性と高収入が約束されている三井住友銀行に、第二新卒や既卒からでもぜひ入社したいものです。結論から言えば、第二新卒や既卒でも採用されるケースはあります。

なぜならキャリア採用の求人の多くが、

  • 学歴制限なし
  • 金融業界の経験不問

だからです。

とは言え、さすがメガバンク。難易度が高いのは事実です。その実状について、評判や口コミも含めて検証しました。

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この記事のもくじ

三井住友銀行は第二新卒・既卒の採用をしているか?

三井住友銀行は、「新卒採用」「キャリア採用」「海外現地採用」「スタッフ職採用」を行っています。2020年時点での新卒採用の応募資格を見てみると、「2021年9月末までに国内・海外の四年制大学を卒業または卒業見込みの方、または大学院修士課程を修了・修了見込みの方(総合職・総合職リテールコース)」となっており、キャリア採用では「学歴制限は設けていません」と記載されています。

また、金融機関での実務経験を重視する職種のほか、まったく異業種からの転職がOKな職種もあり、幅広く人材を募集しています。

異業種からの転職の一例として、製造業やサービス業、IT業界など、さまざまなバックグラウンドを持つ人を積極的に採用しています。これは、三井住友銀行がキャリアの多様性を推進しているから。
そのため、金融業界のキャリアがなくても尻込みする必要はゼロ。営業職や総合職だけではなく、IT技術など現職のスキルを活かして入行することが可能です。

なお、三井住友銀行は、2016年に第二新卒の採用を開始し、一度目は「大卒以上、社会人経験1年以上5年未満」「経験業種不問」という応募条件で第二新卒の募集を行いました。その際のスケジュールは、4~5月に第二新卒募集⇒7~8月に選考⇒10月に採用、のようになっていたので、第二新卒採用で転職を考えている人は定期的に情報をチェックしておきましょう。

三井住友銀行に入社できたらどんな経験を積める?

三井住友銀行に入社できたら、大中小さまざまな規模の企業に、経営課題を解決する金融ソリューションを提案していけます。日本経済の発展に寄与していることを、まざまざと感じられるでしょう。中途採用の募集職種はリテール・ホールセール・国際・市場営業・ファイナンシャルソリューション・コーポレートサービス・リスク管理と部門ごとに分かれ、メガバンクだからこそできる大きな仕事があなたを待ち受けています。

リテール部門、ホールセール部門は、個人や法人の顧客に向けて直接サービスを展開していきます。また国際部門であれば世界38か国で行うビジネスに関わり、グローバルバンクのバンカーとして豊かな経験を積むことができるでしょう。ファイナンシャルソリューション部門であれば、シンジケーション組成やプロジェクトファイナンス、M&Aアドバイザリーといったさまざまなソリューションを提供していけます。

コーポレートサービス部門では、ビジネスの土台ともいえる事務を行うのが仕事です。事務といえば補助的な仕事と思われがちですが、銀行の事務は業務の要。徹底したコストコントロールや、顧客目線の事務サービスを企画していくことが求められています。そして、リスク管理部門であれば金融ビジネスにつきものの信用リスクや市場リスクをなるべく避け、的確にコントロールしていくことが重要課題です。

どの部門に所属しても、プロフェッショナルの目線が求められます。優秀な同僚、上司に囲まれ、着実に成長していける職場です。

三井住友銀行の求人や評判は?

新人研修が充実しており、自分の力で業務をこなせるようになるまでのフォローアップ研修もあります。中間層以降には、外部から講師を招いてのビジョン&ゴールを視野に入れた研修なども実施され、女性管理職に向けての研修なども企画されています。もちろん、実際の現場でなくては学べないこともあるものの、業界未経験で挑戦しても知識とスキルを身につけていける環境があるようです。自分自身にある程度力がついたら、後進の育成に携わる機会があり、人材育成や指導力も身についていくようでした。

2020年11月時点で募集している求人には下記の職種があります。主要部門にスポットを当て紹介します。

リテール部門

個人および中堅・中小企業の法人のお客様に向けてサービスを展開。個人のお客様に対しては、証券や保険の仲介業務のほか、遺言信託業務を行います。
法人のお客様に対しては、一社一社の金融ニーズに合わせた資金調達などのサポートを推進しています。なお、証券会社や保険会社出身など、キャリア入行者が多いのが特徴です。

リテール向けIT戦略企画

新規事業(ユーザー目線に基づく商品・サービスの創出・改善企画、新規ビジネスの構築、事業化実務全般)、システム化企画(システムへの実装を行うためのシステム化企画に関する実務全般)、デジタルマーケティング(金融商品・サービスのデジタル分野におけるプロモーション企画・実行、アクセス解析やユーザーインタビュー等の調査・分析を通じたPDCAサイクルの企画・推進等)を担当します。

UI/UXデザイナー

三井住友銀行、及び、SMBCグループ各社のデジタライゼーションにおけるデザインに関わるコンサルティング、調査、設計、プロトタイピングを行います。アプリ、または、ウェブのUX/UI設計の業務経験が必須です。

リテールマーケティングに関するデータ分析・利活用企画

金融リテール・マーケティングの実行に資する分析モデル構築、データ整備・利活用の企画・立案・実行、各種デジタルプロモーション等実行におけるデータ活用・コントロールルールの企画・立案・実行、データ分析、利活用に関する最新動向調査、データ利活用の新たなフレームワークの検討などを行います。

企業年金コンサルタント/数理計算業務

DC の制度設計(移行元のDB制度の設計、退職給付債務等の各種計算含む)、一般企業の退職給付制度に係るコンサルティング、退職給付債務計算、確定給付企業年金の数理計算を担当します。応募資格は日本アクチュアリー会正会員かつ企業年金業務経験者に限られます。

確定拠出年金業務

制度導入支援や管理事務、事務サポートなど、確定拠出年金運営管理業務全般を行います。確定拠出年金関連の業務経験が必要です。

プライベートバンカー

上場企業オーナーおよび当該ファミリーを中心とした超富裕層との取引獲得・構築・拡大を推進するのがプライベートバンカーのミッションです。法人向けアドバイザリー業務の経験10年前後以上か、金融機関にて法人向け渉外業務の経験10年前後以上が求められます(通算10年以上も可)。

相続ビジネス推進

遺言信託、遺産整理、遺言執行の業務に携わります。相続関連業務についての業務経験を有することが必須です。

ホールセール部門

大企業・中堅企業の顧客が抱える経営課題をさまざまな金融ソリューションを通じて解決し、顧客企業の事業拡大や企業価値の向上に貢献することがホールセール部門のミッションです。融資や国内外への送金などの商業銀行業務はもとより、シンジケートローンやプロジェクトファイナンスなどの資金調達ソリューションの提供、さらには海外進出支援やM&A、企業再生・再編のアドバイザリーなど、大企業・中堅企業の顧客のあらゆるニーズに応えます。

承継ビジネス(事業・資産)推進

事業承継、資産承継、地権者取引にかかる案件支援および、取引に係る営業店の推進指導、営業店人材の育成・勉強会開催などを担当します。基本的には金融機関での実務経験がマストです。

法人向けデジタルビジネス

BtoBのデジタライゼーション関連において、新規ビジネスモデルの企画、推進や法人顧客との協業・共創による、新しいビジネスモデルの開発、法人顧客のデジタライゼーションの取組推進などを行います。デジタルマーケティングなどの実務経験が活かせるので、特にIT業界出身者にはチャンスがありそうです。

国際部門

世界38ヶ国でビジネスを展開する三井住友銀行。国際部門では、グローバルを舞台に外国人スタッフと連携を取りながら、プロジェクトファイナンスやトレードファイナンスなどを通じて顧客の経営ニーズに応えます。今後は、欧米の先進マーケットのみならず成長のポテンシャルを秘めたアジアにも積極的にアプローチ。真のグローバルバンクを目指します。

事務企画

海外拠点の事務企画・規定制定・指導・管理、事務周りのBPR企画・推進、気概拠点のオペレーショナルリスク管理などをミッションとします。ビジネスレベルの英語力(TOEIC700以上)が必要です。

AML/CFT

国際部門のアンチマネーロンダリング(AML/CFT)推進を担当します。ビジネスレベルの英語力(TOEIC800以上)が必要ですが、勤務地は日本国内(東京)です。

海外ビジネス企画

海外進出対象国における新規事業の企画立案、海外現地での新規顧客獲得、既存顧客のリテンションに必要な施策の立案・実行・運用を担当します。海外での業務経験と、高い英語力のスキルが求められます。東南アジアでの実務経験があれば優遇される傾向にあります。

海外出資先の内部管理業務

海外現地のコンプライアンス周りを担当します。金融庁・日銀で、個別行の金融監督業務を3年以上、金融機関の海外拠点での内部管理業務(特にAML/CFT業務)を3年以上といった厳しい応募資格があるため、実務未経験ではまず不可能です。

海外出資先の経営管理

業績計画の策定と実績管理、株主総会等の対応など、海外出資先に対する経営管理業務全般に携わります。商社、投資会社、PEファンドで、出資先企業に対する経営管理業務を5年以上経験していないと応募資格がないので、第二新卒や既卒にとっては遠い世界かもしれません。

クレアリングビジネスの営業推進・企画・管理

コルレス業務、クリアリング業務(主に円クリアリング)の非日系金融機関への営業推進、営業企画および管理を行います。応募資格は、銀行/金融機関で3年以上のクリアリング業務経験、TOEIC800点以上など、かなりハードルが高めです。

外国金融機関に対するKYC業務

AML/CFTに関する当行態勢強化に向けた施策の企画立案・実施、コルレス銀行の情報収集・リスク分析、KYCデューデリジェスの実施、コルレス銀行による当行KYCに対する情報提供、KYC業務プロセスの課題分析・改善を担当します。コルレス業務に関する知見、AML/CFT関連知識、TOEIC800点以上がマストであり、金融業界の実務経験、とくに関連知識がない人にとっては挑戦するだけ無駄かもしれません…。

外資系金融機関取引RM

外資系金融機関(銀行・保険・アセマネ・ファンド等)を担当するRM(リレーションシップマネージャー)のポジションです。SMBCグループ全体の窓口として、海外拠点、関連各部、関連会社と協働し、グループの発展に寄与する総合取引を推進します。金融機関取引の営業経験5年以上、TOEIC800点以上などの高いハードルがあります。

在日非日系企業のファイナンス関連業務

リレーションシップマネージャーとして、コーポレート及びノンリコース・ファイナンスを担当します。銀行、金融機関で不動産ファイナンス業務の実務経験、不動産事業会社、ファンド等での実務経験がそれぞれ3年以上は必要なので、第二新卒や既卒は、まずは他社で経験を積んでからでないと門前払いということになります。

ストラクチャードトレードファイナンス営業推進

顧客企業(本邦、海外とも)、在新興国の銀行、国際開発機関(IFC等)に対して、ファイナンスアレンジを行います。同行にとっても、戦略的注力分野のひとつです。ただし、ストラクチャードファイナンス、コモディティファイナンス、制度金融、いずれかの分野での実務経験(3~5年以上)が必要です。

貿易関連フィンテック業務推進

貿易関連フィンテックの企業宛営業、導入支援を行います。具体的には、企業宛ソリューション営業、及びAPI構築を含めたプロジェクト全般の推進、管理などを担当。応募資格は、フィンテック企業にて上記募集対象業務の経験1年以上、もしくはSE/コンサル会社での実務経験3年以上なので、ほかの職種と比較すると経験年数のハードルは低め? ただし、ビジネスレベルの英語スキル(目安TOEICスコア800点以上)は必須です。

【グローバルバンキング統括部】総合職

国際部門の戦略企画、施策立案、新商品開発、各種施策推進、海外拠点(米州、欧阿中東、アジア他)の支援、海外要人来日時等における各種イベント企画、サポート、海外業務/資産のM&A、各種投資管理、提携推進等を担当します。事業投資や経営管理の経験、プロジェクトマネジメント経験、経営企画・経理・財務・事業企画などの業務経験などは求められますが、経験年数に縛りがないので第二新卒の立場であれば挑戦しやすいかもしれません。英語、中国語、インドネシア語が堪能であれば優遇されるようです。

市場営業部門

市場営業部門の役割は、大きく3つあります。ひとつは、顧客とマーケットの橋渡し役としてのカスタマー業務。外国為替やデリバティブなどの市場取引の取次だけでなく、相場動向に関する情報提供、各種商品の提案などを通じて、顧客ニーズに応える付加価値の高いソリューション提供を行います。
次に、マーケットの変動を捉えて市場性商品の売買を行うトレーディング業務。顧客の実需に基づき、さまざまな市場取引のオーダーに応えることで、マーケットに流動性を供給します。また、一方ではディーラー自身の相場観に基づいた積極的なポジションテイクを通じて、収益を追求する役割も担っています。

最後に、預金や貸金、債券ポートフォリオなどからなる銀行全体のバランスシートをコントロールするバンキング業務。金利や株式など、マーケットの変動によって損失を被る市場リスクや、マーケットからの資金調達が困難になる流動性リスクを適切にマネージするALM(Asset Liability Management)を通じ、当行バランスシートの健全性を維持しています。

クオンツ

デリバティブなどの金融商品のプライシングモデル開発、数学的技法や数理モデルを用いた、トレーディングアルゴリズムの開発などを行います。クオンツ業務経験、もしくは実務でのプログラミング開発経験が必須です。

【市場営業部門】データサイエンティスト

顧客外国為替取引データ等を用いた顧客向けレポート作成および各種提案、銀行内外のデータを用いた経済指標予測モデルの作成を行います。具体的には、貸金や預金のデータを切り出しクレンジングして、ソリューション提案に繋げられる分析をします。実務でのデータ分析経験があれば問題ないので、金融業界以外からの転職も割とハードルが低いかもしれません。ただし、プログラミングスキルは必須です。

市場業務システム企画

市場系システム(ディーリングサポートシステム、顧客取引プラットフォーム等)の新規開発・更改・レベルアップ等 関する企画、要件定義・プロジェクト運営、業務課題解決や業務改革のためのIT新技術、デジタル化推進にかかる調査、企画、導入、市場系システム全体のアーキテクチャ・グランドデザイン最適化の推進を担当します。難しく感じられますが、金融機関、コンサルティングファーム、システムベンダー等における市場業務に関するシステム企画(上流工程)の経験があれば応募OK。経験年数もこだわっていません。

エコノミスト

日本及びグローバル経済のマクロ分析、中央銀行動向ウォッチ、各種市場動向調査・分析   
等にかかる行内、顧客向けプレゼンテーション、定期的なレポート作成・発信業務を担います。金融機関における経済調査・分析経験5年以上、 またはそれと同等の経験が求められるので、第二新卒や既卒では難しいかも…。また、TOEIC800点以上の英語力も必要です。

【市場営業部門】市場業務経験者

トレーダー(為替、金利、債券等)、運用担当(債券投資、株式投資、クレジット投資等)マーケター/セールストレーダー(為替、デリバティブ)、デリバティブ商品開発担当者、市場系コンプライアンス担当者として活躍します。それぞれの業務に対して、金融機関での3年以上の実務経験、もしくはそれと同等の経験が必要です。

クレジット投資

海外クレジット商品(個別債券、ファンド、CLO等)への投資・売買、セクター及び個別クレジットの分析、リスクコントロールを行います。金融機関における3年程度の実務経験と英語力が必要なため、経験がない人の場合は他社で経験を積んでやっと応募可能となります。

eFXビジネス推進

仕事内容は、eFXビジネス推進に関わる業務全般となっています。
金融機関における外国為替関連業務経験、eFX関連業務における管理、開発、セールス等の業務経験、市場取引業務経験、FX取引システムや金融機関向けディーリングシステムのPMや開発経験が応募資格となっているため、まったくの初心者は応募する資格すらありません…。

ファイナンシャル・ソリューション部門

シンジケーション組成やプロジェクトファイナンス、不動産ファイナンス、不動産エクイティ投資、M&Aアドバイザリー、ファンド投資に至るまで、多様なソリューションを提供するファイナンシャル・ソリューション部門。近年では、太陽光発電施設などのエネルギーインフラ拡充のためのファンド設立や、介護・医療関連のヘルスケア施設に特化したREIT(H&M投資法人)の立ち上げなどの投資関連ビジネスも積極的に展開しています。

不動産ファイナンス業務

業務内容は、不動産ノンリコースローンの提案・交渉・稟議・実行・期中管理、REIT(リート)宛ローンの提案・交渉・稟議・実行・期中管理、国内外への不動産私募エクイティ投資の交渉・稟議・実行・期中管理など。それぞれの業務における3年以上の実務経験が必要です。宅地建物取引士や不動産証券化マスターの資格があれば採用に有利に働くでしょう。

シンジケートローンのアレンジ業務

国内シンジケートローンにおいて、企業宛の取組提案、シローン組成(参加行招聘)推進を行います。金融機関での3年以上の法人営業経験に加え、シンジケートローンのアレンジ業務もしくは参加業務にかかる3年以上の経験が必要です。資格は不問なので、経験さえあればトライできます。

海外企業発行の債券のアレンジ業務

海外政府・金融機関・民間企業等が発行するサムライ公募債の財務代理人受託業務、海外企業に対する私募債を使ったファイナンス商品の導入アレンジ業務における営業推進を行います。金融機関における債券関連業務の実務経験が必要です。英語力(顧客交渉可)も必須となります。

国内外の有価証券を用いたファイナンスビジネスの営業・企画開発

主な業務は、国内外の有価証券を用いたファイナンスビジネス(有価証券貸借取引、有価証券担保ローン等)にかかる営業・企画開発などです。有価証券貸借取引(レポ取引)の実務経験、クロスボーダー案件の組成経験(制度調査、ドキュメンテーションを含む)、外資系金融機関取引経験、一定以上のコーポレートファイナンス経験(RM等)のうちいずれかは必要ですが、経験期間の縛りはありません。

プロジェクトファイナンス業務推進

国内外のプロジェクトファイナンス(インフラ、電力など)業務を推進します。インフラやコンサルタント、資源・エネルギー開発、M&A、船舶などの関連業務において3年以上の経験がマストです。銀行出身の有無やファイナンスの経験は問わないので、現職で関連業務に就いている人であればトライする価値があります。

信託の受託審査を始めとするミドル業務

信託の審査・各種リスクの点検、信託に係る各種報告(顧客・当局宛)の作成・送付、信託商品の開発・案件組成の支援などを主な業務とします。債権流動化等の資産金融業務に従事した経験か、信託契約周りのドキュメンテーション業務経験が必須です。

信託事務を始めとするバック業務

ファンド関係事務(資金・証券決済、契約関係書類管理等)、信託における各種報告(顧客・当局宛)の作成・送付が主な業務内容です。ミドルバック業務を目指す人のステップ的なポジションとしてもおすすめです。国内外の資産管理銀行・カストディアンの業務経験が応募資格となっています。

コーポレートスタッフ/サービス部門【事務統括部】

銀行業務の要である事務スタッフの適正な人員配置、能力開発のための教育研修を企画・実行および、事務ルールの整備によって業務の標準化やシステム化による業務の効率化を図る部門です。約80人のスタッフのうち、5分の1がキャリア入行者です。

経営管理情報の整備、データ利活用の高度化

SMBCグループの統合経営情報データベースの企画・活用推進を担います。財務会計業務の経験があればエントリー可能と、数ある職種の中でもハードルは低めです。

サイバーセキュリティ/システムリスク管理

サイバーセキュリティ・システムリスク管理に関する戦略企画、グループ・グローバル連携の強化推進、ポリシー/プロセス/手順書等の整備管理、国内外セキュリティ機関との連携によるインテリジェンス調査・分析がミッションです。アナリスト、セキュリティ企画、ネットワーク構築やOA/ネット系システム開発、いずれかの経験が必要ですが、年数は問いません。

IT戦略企画

経営目線でのIT・デジタル化戦略立案、ITに関する資源投入計画策定、ITガバナンスの強化、IT人材育成などが主な業務内容となります。システム関連の経験がある人に最適な業務です。

システム企画/プロジェクト推進支援

SMBCグループ(海外含む)における、大規模ITプロジェクトの企画・構築支援(投資規模数億~数百億円)、新技術を活用したデジタル化の推進、次世代アーキテクチャやクラウドの活用企画、推進支援に携わります。システム関連の業務経験がある人におすすめです。

【データマネジメント部】データサイエンティスト

主に、銀行・グループ横断的なデータ分析・利活用にかかる施策の企画・立案・推進、およびデータ分析環境の整備などを行います。調査分析等の実務経験が必要です。統計分析ソフト(SAS、Python、SQL等)のスキルが求められるので、初心者にはまず不可能な職種でしょう。

第二新卒から三井住友銀行を狙うなら?

第二新卒から三井住友銀行を狙うなら、第二新卒向けの求人情報がアップされるのを待つか、キャリア採用に応募するのが一般的です。しかし、三井住友のキャリア採用はいつも募集があるとは限りません。募集情報をキャッチするには、常に高いアンテナを張っておかなければなりませんが、日々忙しく働きながらでは難しいでしょう。

そこで、転職エージェントの出番です。あなたのかわりに転職情報をキャッチしてくれるほか、「こんな人材が眠っていますよ」と三井住友側にアピールしてくれる可能性もあります。そうすれば、今のスキルと経験のまま、三井住友へ転職することも可能です。第二新卒から三井住友を狙うためのプランや、選ぶべき転職エージェントについてご案内します。

第二新卒から三井住友銀行を狙うためのプラン

第二新卒から三井住友銀行を狙うために、まずは転職エージェントに登録し、カウンセリングを受けましょう。「まだ転職の時期ではない」と考えていても、転職のプロから見ればすでに転職のタイミングを迎えていることもあるためです。時機を外さずチャレンジすることが、転職を成功させる唯一の道となります。

転職エージェントに登録を行いつつ、業界研究やビジネスマナーの再確認など、面接に役立ちそうな知識についてはひととおり押さえておくのが大事です。銀行業界は、第二新卒であれば業界未経験であっても受け入れてもらえる土壌のあるところです。しかし、「なぜ銀行への転職なのか?」「なぜ当行なのか?」といった質問に満足に答えられなければ、面接突破は厳しいと言わざるを得ません。

また、一度社会経験をしている第二新卒だからこそ、ビジネスマナーはとくに注目されます。知っているつもりになっているビジネスマナーはないでしょうか。転職活動を機に、マナー本などでチェックしておきましょう。転職エージェントに手ほどきを受けるのもおすすめです。

こんな転職エージェントを選ぼう

第二新卒から三井住友銀行へ転職したいと考えているなら、大手の転職エージェントを選びましょう。大手であれば、数多くの非公開求人を抱えている可能性があります。三井住友銀行のような大企業は、公式サイトに掲載する求人情報のほか、非公開の求人情報を転職エージェントに渡していることが多いのです。こうすることによって、応募者が殺到するのを避けています。

なお、最初から1社に登録をしてしまうのではなく、まずは2~3社に登録するところから始めましょう。大手の転職エージェントは、大規模であるがゆえに担当者の手腕にばらつきがあるためです。ベテランだから優秀、若手だから未熟ということにもならないので、自分に対して本当に納得度の高いプランを提案してくれる人を見極めなければなりません。数社のカウンセリングを受けたうえで、転職へ導いてくれるパートナーを選びましょう。

もし既卒であれば、既卒向けのエージェントにも登録した方がベター。ダイレクトに三井住友銀行にたどり着くことはできなくても、三井住友銀行への入社の道しるべになる企業を紹介してくれるかもしれません。

こちらの記事では頼れる・頼れないエージェントを紹介しています。自分に合ったエージェント選びにお役立てください。

メガバンク転職成功の救世主となるのは…

保守的なイメージが強い金融機関ですが、2020年10月にはみずほフィナンシャルグループが週休3日以上の制度導入を表明するなど革新的な動きが広がってきています。多様性を強調する三井住友銀行がこの流れに乗るのは時間の問題。今後、さらに働きやすい企業へと成長することでしょう。そのため、さらなる成長への準備段階である今こそ、第二新卒や既卒が三井住友銀行に入行できる最初で最後のタイミングなのかもしれません。

確かに、求められるスキルは高く、新卒時ですら困難を極めるメガバンクへの就職。第二新卒や既卒なら、さらに入行が難しいのではないか、と思われがちですが、意外なところに「盲点」「抜け道」はあります。

まずは、実務で即戦力となるスキルを身につけることが最優先ではありますが、スキルを身につけたら転職エージェントにサポートしてもらえば鬼に金棒!? 入行対策を聞くだけでも今後の入行に向けて、今やるべきことが見えてくるはずです。
キーワードは、「やられたらやり返す!」ではなく、「まず、やる!」。入行への意欲を少しずつ形にして、メガバンクという勝ち組の人生を手に入れましょう。