salesforceは第二新卒や既卒を採用しているの?求人情報や年収・評判・口コミを含めて検証してみた

salesforceは第二新卒や既卒を採用しているの?求人情報や年収・評判・口コミを含めて検証してみたのイメージ

セールスフォース・ドットコムは、クラウドコンピューティングサービスを提供する企業です。前オラクル幹部のマーク・ベニオフが1999年にサンフランシスコで設立しました。東京やシンガポールなどに地域拠点があり、同社が展開する顧客関係管理ソリューションのウェブサービスは全国10万社以上に利用されています。

日本法人は2000年に設立され、企業を支援するためのさまざまなプラットフォームと、導入企業へのコンサルティングやトレーニングサービスを提供しています。大企業のみならず、経済産業省など政府からのオファーも受け、あらゆる事務負担の軽減に寄与してきました。

数多くの企業を下支えするソリューションを提供しているsalesforceに、第二新卒や既卒からでも入社したいという強い思いを持つ人は少なくないでしょう。salesforceは、第二新卒や既卒を採用しているのでしょうか。評判や口コミを含めて検証してみました。

せっかく就職できたのに思っていたのと違う…
なんてことのないように、是非この記事を参考にしてみてくださいね。

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この記事のもくじ

Salesforceの事業内容は?

Salesforceは、革新的なクラウド型ビジネスアプリケーションを開発・配信する企業です。見込み客の開拓や新規顧客の獲得、スピーディーな商談成約、スマートな営業、カスタマーサービス、マーケティングを実現するためのサポートがアプリケーションを通して行われており、多くの企業にビジネスの成長と拡大をもたらします。Salesforce製品は、さまざまなビジネスシーンのなかでより効率的に行いたい作業に合わせて、クラウドソリューションを検索・インストールする「AppExchange」、企業向けソーシャルネットワーク「Chatter」など数種類のアプリケーションがあります。

Salesforceは第二新卒・既卒の採用をしているか?

中途採用・キャリア採用の情報が転職サイトなどに数多く掲載されており、第二新卒・既卒者の採用も積極的に行っていることがわかります。Salesforceが現在募集している職種は、法人営業、コーポレートセールス、セールスエンジニア、セールスアカデミーなどで、それぞれ応募資格が異なります。「学歴不問・第二新卒歓迎」と記載されている職種もあれば、「法人営業(直販)経験を2年以上お持ちの方」「特定業界に対して5年以上の経験を有し、業界特有の戦略課題、業務課題、ソリューションを理解している方」などの条件が提示されている職種もあります。

そこで、Salesforceの実際の採用情報を転職サイト※から抜粋してみました。(※「enミドルの転職」2022年11月調べ)

・カスタマーエンゲージメント マネージャー

カスタマーエンゲージメント マネージャーは、東京SICフロアでのデモンストレーション、プレゼンテーション、ファシリテーションを通じて、お客様のエグゼクティブレベルの方々との信頼関係を構築することがミッションです。

Salesforceデモを作成したり、海外の先進事例、シナリオを他部門のSICスピーカーや関連チームに共有するなどが業務となります。

<必須条件>

・経営者や事業責任者への提言経験があり、共感を生むコミュニケーション力、プレゼンテーション力

・デジタル業界のトレンドや、Salesorceテクノロジーの優位性についての専門的な理解

・ビジネスに関する鋭い洞察力と、テクノロジーを駆使して事業に新たなアイデアや価値を提言する情熱
・組織横断的に人を巻き込み、成果を最大化するプロジェクトに複数携わった経験
・海外の文献を調査するビジネスレベルの英語力(読み書き中心)

・ソリューションエンジニア(プリセールス)

ソリューションエンジニア(プリセールス)は、ソリューションの提案支援をビジネス/技術的な観点からコンサルテーション/プリセールスを行う部隊です。

具体的には、担当業界のお客様をターゲットとした OR 製品の技術スペシャリストとしてソリューション提案活動、各種営業マテリアルの作成、セミナー&イベントでの登壇などを担当します。

<必須条件>

・CRM、ERP、BI、HCM、SCM、PLMなど、BPMを中心としたエンタープライズアプリケーションの経験
・上記ソリューションエリアでシステムインテグレーションの提案活動、プロジェクトマネージャー、コンサルティング、いずれかの経験

・アカウントエグゼクティブ(エンタープライズ営業)

アカウントエグゼクティブ(エンタープライズ営業)は、大手企業担当営業チームに所属し、新規及び既存顧客に対してSFA、CRM、Platform、Digital Marketing、BI、IoT 等 様々なクラウドソリューションを提案するのがミッションです。

<必須条件>

・IT業界における法人営業5年以上
・顧客第一のマインド
・大手顧客担当経験
・製品頼りの営業ではなく、ソリューション自体を自身で作りだして顧客に提示していくというスタンス
・新規開拓経験・自己成長意欲、変化を楽しめる柔軟性があること
このように、転職サイトでは上記をはじめとしたSalesforceの求人情報が、時期に応じて複数掲載されているようです。

Salesforceの平均年収はどのくらい?

つぎに、転職するにあたって気になる、Salesforceの平均年収を調べてみました。

求人情報サイト「openwork」に記されている情報によると、2022年10月時点のSalesforceの平均年収は、なんと1,195万円!かなりの高年収ですよね。

アメリカのサンフランシスコに本社を持ち、世界中の企業に導入されているクラウドアプリケーションを提供しているSalesforceですから、多くのかたが納得できる数字ではないでしょうか。

さらに、Salesforceは今後も成長が見込まれる要注目の企業ですから、これからも年収は上り調子になることが予想されます。

salesforceに入社できたらどんな経験を積める?

salesforceに入社できれば、世界トップクラスのCRMソリューションを扱っているという誇りを感じながら、顧客満足度の高い仕事に従事することができます。職種には、営業・テクノロジー&製品・カスタマーサクセス・マーケティング・IT・財務や法務などのバックオフィス業務・Futureforceがあります。Futureforceの主な仕事は、人材育成です。

仕事の裁量権が大きく、比較的自由に仕事を展開できるのは外資系特有の社風といえるでしょう。自由には責任が伴いますが、困ったときには周りに助けを求めれば、誰もが協力してくれるという口コミがみられます。中途採用の社員に対して商品知識をインプットしたり、プレゼンテーションを指導したりといったサポートも充実しているようです。

なお、世界中の大企業を相手にする仕事ということもあり、英語力は必須になります。がむしゃらに働いているうちに、トップレベルの英語力が自然と身についてくることでしょう。IT分野の知識と英語力が同時に身につけば、今後どのような業界へ転職しても活躍できる土台が生まれます。

また、salesforceは福利厚生も世界トップクラスといえるでしょう。不妊治療手当、無料のメンタルケアや法律相談、スナックや飲み物が豊富に用意された従業員用ラウンジなどは、外資系ならではの福利厚生です。年間7日の有給ボランティア休暇があり、関心のある活動に参加することもできます。仕事でもプライベートでも、社会に貢献できる環境が整っています。

Salesforceの求人や評判は?

社員が参加できるイベント・セミナーが多くあり、世界でも先端と言えるクラウドサービスを配信している企業なので、どの会社よりも最先端で多量の情報を得られていると感じている社員がいます。先進的な技術やサービスをいち早く知り、Salesforceが提供するサービスのなかに取り入れていくことで、人々の生活をより便利で豊かなものにしていける仕事です。また、ボランティア活動を仕事の一環として取り入れる社風もあり、社会貢献度の高さも窺えます。

第二新卒からsalesforceを狙うなら?

salesforceは中途採用を積極的に行っている会社です。「業務経験5年以上」といった条件があるキャリア採用もありますが、経験年数を問わない求人も多数見受けられます。第二新卒でも応募できる土壌はあるといえるでしょう。

しかし、応募しやすいからといって、採用されやすいとは限りません。現職でそれなりの実績を上げていなければ、正社員として採用されるのは難しいといわざるをえません。自分一人で立ち向かうよりも、転職エージェントの力を借りたほうが、夢を実現しやすくなります。第二新卒からsalesforceを狙うためのプランや、転職エージェントの選び方についてご案内します。

第二新卒からsalesforceを狙うためのプラン

第二新卒からsalesforceを狙うために、まずは転職エージェントに登録しましょう。「まだ、今はsalesforceに転職する時期ではない」と考えていても、ひとまずは登録してしまうことをおすすめします。どうすればsalesforceに転職できるような実力をつけることができるのか、転職の時期はいつなのかを一緒に考えてくれるのが、転職エージェントだからです。

また、salesforceは細かく分かれた職種ごとの採用を行っています。自分の専門性を活かせる職種は何に当たるのかを再確認し、現職では求められるスキルを磨くことに専念しましょう。あなたは今、現職での仕事に飽き飽きしてしまっているかもしれませんが、salesforceへの足掛かりになるのもまた、今の仕事です。実績を残せるかどうかが、転職を成功させられるかどうかを決めるといっても過言ではありません。

こんな転職エージェントを選ぼう

第二新卒からsalesforceに転職したいなら、職種ごとに選ぶべき転職エージェントが違います。営業職を望むのであれば、大手の転職エージェントに登録しましょう。技術職で活躍したいのであれば、ITエンジニア系に強い転職エージェントを選びます。いずれも複数に登録し、比較検討するのが大事です。

大手の転職エージェントは、とくに若手の営業系に強みがあります。また、大企業と太いパイプでつながっているのも大手の特徴です。もしかしたら、今の自分のスキルや経験に沿った非公開求人の情報を持っているかもしれません。

なお、ITエンジニア系に強い転職エージェントであれば、担当者の理解度が高く、より質の高いサポートを受けられます。ストレスなく転職活動が進むことでしょう。

また、あなたがもし女性なら、女性の転職に強いエージェントに相談するのもいいでしょう。女性登用推進の波の中、salesforceもまた女性の採用を積極的に行っています。

いずれにせよ、タイプの違う転職エージェント数社に登録し、納得のゆく提案をしてくれる会社を選ぶことが大事です。自分の夢を叶えてくれる担当者は誰なのかきちんと見極めるために、まずは複数社のカウンセリングを受けてみましょう。