ニートが取って損しない資格9選。不要な資格リストも

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ニートを脱出したいけど、就職は難しそう…資格があれば内定の確率が上がりそうだから、まずは資格を取ってみようかな、と思っていませんか?

ニートは資格を取るべきなのか、有利に働く資格はあるのか、資格取得のメリット・デメリットなど、資格にまつわるさまざまな疑問にひとつずつお答えします。時間は限られているので、本当に必要なものを見極めて行動しましょう。

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この記事のもくじ

ニートには資格が必要?不必要?

まず、ニートは資格を取得すべきなのか否かについてお答えします。

ほとんどの場合、資格がなくても就職することができます。また、資格は実務経験とセットで評価されるものなので、資格を持っているだけではあまり意味がありません。同じような条件の人で迷った場合には、加点となるかもしれませんが、絶対的に有利に働くわけではないのです。そのため、就職したいという意思が明確にあって就活をしている人は、資格取得よりも就活を優先したほうが内定の可能性は高まるでしょう。

一方、ニートをやめたいけど自信がない人にとっては、資格取得はおすすめです。社会との接点を持つきっかけになり、合格すれば自信もつきます。また、志望業界がはっきりしている人も、短期間で取得できる実用的な資格は、取得する価値があると思います。やりたい仕事が明確で、そのために資格を取るというように因果関係がはっきりしていない場合は、無理に資格を取る必要はありません。

仕事はしたいけれど、何をしたいのかがわからないというニートのあなたは、こちらの適職診断をご活用ください。

あえて取得すると損しない資格9選

そうは言っても、資格を持っていてマイナスになることはありません。資格取得で自信をつけたい人におすすめの資格を紹介します。選んだポイントは、実用性と短期間で取得できることです。自分が志望する業界に関連のあるものか、どの業界でも幅広く活用できるものを選択しましょう。

日商簿記2級

会社のお金の流れ、具体的には売上や経費などを管理する財務諸表を読み取るための資格です。経理実務全般に携わる能力を持っていると企業にアピールできます。外部との取引を正確に記録・計算する「商業簿記」と、内部の資源の投入を記録・計算する「工業簿記」の2種類を勉強しなくてはいけませんが、合格率は約70%と比較的取得しやすいのが特徴です。

企業の経理部門はもちろん、会計事務所や税理士事務所のほか、営業職や販売職、金融、商社、コンサルティング職など、お金にまつわるあらゆるビジネスシーンで活用できます。フリーランスの経理職も一般的になってきました。また、将来的に起業した時にももちろん簿記の技術や知識が有効です。

求人では、経理未経験者を歓迎する企業も散見されます。一度取得すると、年齢を問わず活躍できる一生ものの資格のひとつなので、初めての資格にもおすすめです。なお、1級は取得が難しく、3級は簡単すぎて評価されないので、まずは2級取得を目指しましょう。

介護職員初任者研修

介護職として働くための基礎的な知識や技術を学ぶ研修です。具体的には、食事や入浴、排泄などの介助方法や生活援助などについて学びます。介護の仕事に就く上で最低限取得したい資格であり、近年では、家族の介護を視野に入れて資格を取得する人も増えています。介護業界は無資格・未経験でも働けることでも知られていますが、資格を取得することで意欲的に働けるでしょう。

また、職場によっては、資格手当が支給されることもあります。130時間の研修を受けて修了試験に合格すればOKで、受講生はほぼ100%の確率で取得可能というハードルの低さも魅力です。取得後は3年の実務経験のちに、国家資格である介護福祉士の受験資格も取得できます。将来的には、サービス提供責任者、ケアマネージャーなど上位の職種にステップアップも可能です。

介護業界は今後ますます人手不足になることが考えられるため、ニートにもチャンスのある業界です。人の役に立つ仕事や人のお世話をする仕事に興味がある人で、介護業界も視野に入れている人には目指してみるとよいでしょう。

販売士2級

流通や小売業など、販売に関する高度な専門知識を身につけている称号「販売士」を名乗れる資格です。顧客ニーズに適した商品を販売するスキルのほか、商品開発や仕入れ、物流にいたるまで、効率的に行うスキルを養えます。
資格は1級から3級まであり、2級は売り場の管理者クラスのレベルとされています。3級で学ぶ接客業務に関する知識に加え、従業員の指導や育成、店舗管理の知識なども問われます。

なお、直近(2021年7月28日~9月30日)の試験の合格率は約60%程度、独学でも充分に合格可能だと言われています。商業高校の学生が就職を有利に進めるために受験するケースが多いことからも、ニートにも敷居が低い資格なのは明らかでしょう。
とくに、ニートのように職歴がない場合でも、流通(佐川急便など)や小売業(スーパーや家電量販店など)は比較的就職しやすい業界です。経営に関しても学ぶことができ、小売業の中では昇格条件として販売士の資格取得がある企業もあり、可能性を広げられる資格です。

ウェブ解析士

ウェブマーケティングの基盤であるウェブ解析について、必要な能力や知識を身につけていることを証明することができる、ウェブマーケティング業界ではもっとも有名な民間資格です。

難易度の低い順に「ウェブ解析士」「上級ウェブ解析士」「ウェブ解析士マスター」の3種類があり、初心者かつニートであれば、独自学習(25~40時間)+講座(5時間)かつ認定試験に合格すれば資格を取得できるウェブ解析士が金銭的にも時間的にもおすすめです。

取得することで、ウェブディレクターやウェブマーケティング担当者などへの道が拓かれます。資格を維持するためにフォローアップテスト(無料)の合格、6,600円の年会費を支払わなくてはならないのが少しネックかもしれません。

GAIQ(Google アナリティクス個人認定資格)

Googleが提供しているWebサイトのアクセス解析ツール「Google アナリティクス」の習熟度を認定する資格です。受験(理解度テスト)に合格することでGoogle認定資格を取得することができます。
※Google アナリティクスとは:Webサイトのアクセス状況を簡単に把握できるツール。具体的には、訪問回数/ユーザー数、どのページが何度開かれているか、流入元などを把握できます。

学習ツールについてはGoogleが無料で提供、受験料も無料なので一切の費用をかけずに資格を取得することが可能です。また、資格には合格後12ヶ月の有効期限が設けられていますが、一度資格を喪失しても、何度でも無料で受験できるので安心してください。

WebディレクターやWebアナリスト、Webマーケター、SEOコンサルタントなど、アクセス解析やWebの制作・運用に関わる仕事を目指す人のファースト資格としても最適。また、自身が趣味で運営しているWebサイトのアクセス解析やサイトの改善にも応用できます。

CAD利用技術者

建築・土木・機械・電気業界で幅広く活用されているCADシステム(設計や図面を引いたり、デザインの作成に使用するシステム)は、コンピューター設計支援ツール「CAD」と、設計するソフト「CADソフト」の総称です。

そして、CAD利用技術者は、CADシステムの基本的な知識から実技までを習得した証となる資格です。CAD(コンピューターによる設計支援ツール)関連の資格の中でも、特に有名な資格のひとつであり、試験の登竜門的な「2次元CAD利用技術者試験基礎」と、「2次元CAD利用技術者試験1級・2級」、「3次元CAD利用技術者試験1級、準1級、2級」が存在します。

とても専門性が高いジャンルのためニートの場合尻込みしがちですが、実は試験自体はそこまで難しくなく、2次元CAD利用技術者試験基礎であればまったくの初心者であっても独学で取得可能です。また、職業訓練校などでコースを開設しているケースも多く、格安で基礎を学ぶことができます。

この資格を取得することで、建築士や設計士などの技術者が働く職場において、CADオペレーター(設計補助)などの仕事に就ける可能性が高くなります。また、スキルを磨くことで、設計技術者やインテリアコーディネーター、パタンナーなどへの道も拓かれます。

ただし、求人は即戦力を求めるものが多く、資格の取得程度では即採用に結びつかないのが現実です。それでも、企業に意欲をアピールできるのは大きなメリットでしょう。もちろん将来的にモノづくりの世界で働きたい人は、資格を取得して決して損はありません。

また、CADオペレーターは、基本的には1人でコツコツ作業し、周囲とのコミュニケーションは最低限で済むので、あまり人と接触したくないニートに最適です。

第二種電気工事士

第二種電気工事士は、一般住宅や小型店舗などで「低圧(600ボルト以下)」の電気工事をする際に必要不可欠な国家資格です。

電気工事士という肩書きから、非常な高度なスキルと知識が求められると思われがちですが、試験の難易度も低く、学科試験は独学でも50~150時間程度の勉強時間で合格すると言われています。一方、実技試験は、机上の理解だけではなくある程度の慣れが必要なので、講習会などに参加した方が無難でしょう。

電気は私たちの生活に不可欠なものであり、その需要は今後も途絶えることはありません。そのため、取得したら一生モノの資格となります。また、求人も多く、就職にも比較的困りません。年齢の縛りもないので、長く仕事を続けられます。

ただし、資格を取得したからといってすぐに一線で活躍できるとは限りません。電気を扱う仕事は危険や怪我と背中合わせであり、はじめは下積みから経験を積む必要があります。そうした現実を鑑みても、自宅など個人的な電気工事を行えるようになるのには大きなメリットがあります。

また、上位の第一種電気工事士を目指す、独立を視野に入れるなど、ステップアップの道も拓かれています。体力勝負の仕事のため、体力に自信があるニートに向いています。

危険物取扱者乙種4類

消防法上の「危険物」を取り扱うための国家資格です。ここで言う「危険物」とは、ガソリン・軽油・灯油などの「液体危険物」のほか、硫黄やカリウムなどの化学物質を指します。これらの危険物は火をつけると火災を引き起こし、大きな事故に発展する恐れがあります。そのため、こうした危険物を取り扱っている企業は、必ず有知識者である「危険物取扱者」を設置する必要があります。甲・乙・丙の3種類があり、さらに乙種は、第1~6類に細分化されています。

なかでも乙種4類(乙4)は、身近な石油類の取り扱いがメインであり、さまざまな職場で応用できることから、受験者がもっとも多い資格となっています。

例えば、ニートに人気のアルバイト先として知られている夜間のセルフガソリンスタンド。人気の理由は、とにかく暇で高収入だから。夜間なのでお客さんも少なく、接客する必要もトラブル時などと最小限で済みます。ここで働ける資格が、乙4です。取得すると、ガソリンや軽油、灯油などの可燃性液体を扱う場所で働くことが認められます。そのほか代表的な職場として、石油メーカーや自動車整備工場、製薬企業、化学品メーカーなどがあげられます。

試験の難易度も低く、参考書を購入して独学で30時間程度勉強するだけで資格が取得できると言われています。しかし、直近(令和3年10月)の合格率は、35.9%に過ぎません。これは、単に受験者数が多いからだと言われています。また、試験では、理数系の常識問題が出題されるため、文系出身者には厳しい側面があるようです。

ただし、乙4を取得すれば、申請によりほかの乙種試験で科目の一部が免除されます。効率よく受験できる上にほかの資格を取得できれば業務範囲がさらに拡大するので、苦労してでも資格を取得するのは将来への投資としても有効です。

普通自動車免許

普通自動車免許の正式名称は「普通自動車第一種運転免許」であり、取得することで「乗車の定員数が10人以下」「車両の総重量3.5トン未満」「最大積載量が2.0トン未満の自動車」を運転できるようになります。です。そのほか、小型特殊自動車や原動機付自転車などの運転も可能です。

もしあなたがまだ普通自動車免許を持っていないのなら、すぐ取得しましょう。普通自動車免許を持っているだけで、営業やタクシードライバー、ルート配送ドライバーなど、仕事の選択肢が広がります。

ただし、取得するためには教習所などに通わなくてはいけなく、費用もかかります。具体的には、指定の教習所・自動車学校で学科試験と技能試験を受け、仮免許試験に合格後、さらに学科試験と技能試験を受け、卒業検定に合格(教習所などを卒業)。卒業後も、本試験に合格する必要があります。通学の場合は1~3ヶ月、免許合宿では2週間ほどで免許が取得できますが、通学の場合は30万円前後の費用がかかるのが一般的なようです。※合宿の場合は通学よりは安価に免許を取得できる傾向にあります。

もちろんプライベートでも使える一生モノの資格なので、時間があるニートのうちに取得を目指してください。

資格のおかげで就職が決まったニートの転職成功体験談の記事はこちらから読めます。ぜひあわせてご覧ください。

逆に取得しても無駄になりそうな資格は?

せっかく頑張って資格を取得しても、就職後に活かせなければ宝の持ち腐れになってしまいます。応募要件に入っているなどのように明確な目的がなければ、取得しても無駄になってしまう資格をまとめてみました。

TOEIC

実務に活用できるレベルとしては700点以上必要だと言われていますが、直近数年のうち英語に触れていない人が700点を超えるのは非常に難しいです。もともと英語が得意で英語を使って仕事をしたい人以外には、おすすめできません。

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

マイクロソフトが提供しているWord、Excel、Powerpointなどの利用スキルを証明するための資格です。どの業界でも最低限必要とされるスキルではあります。ただ、資格を取らずとも業務の中で習得できるものが多いので、就職活動の時間を割いてまで取得する必要性は低いと思います。履歴書や職務経歴書の作成を通して、気になったところを勉強しておく程度で十分でしょう。

難易度の高い資格(公認会計士、税理士、弁護士など)

難易度が高い資格を取得するためには、数年間の勉強が必要です。そのため、どうしてもこれらの資格が必要な業界に就職したい場合は必要ですが、そうでない場合はなるべく短期間で取得できる資格を目指す方がよいでしょう。

ニート脱出の第一歩に資格を取得するメリット

資格を取ることは簡単なことではありません。就職に直結するメリットはそれほどないとしても、チャレンジするということ自体にはさまざまなメリットがあります。

自分の自信を取り戻す第一歩として

ニートを脱出したいと思っても自分に自信がないので、一歩を踏み出すことができずにずるずるとニートを続けてしまっている人もいると思います。空白期間が長くなればなるほど、就職が難しくなってしまいます。その悪循環から抜け出すためのステップとして、資格取得はおすすめです。

やる気を見せる自己PR手段として

資格を持っているということは、仕事に活かせる資格を勉強して取得したということです。言い換えれば、意志を持って行動し、目標を達成できる人材であるというアピールができます。その姿勢は、仕事をする上でも必要なものなのでしっかり自己PRしましょう。
資格を持っているということは、仕事に活かせる資格を勉強して取得したということです。言い換えれば、意志を持って行動し、目標を達成できる人材であるというアピールができます。その姿勢は、仕事をする上でも必要なものなのでしっかり自己PRしましょう。

採用に有利になることも

企業の求人に応募する際の必要書類である履歴書。同じようなスペックのニートが2人応募してきたとして、企業の担当者が比較要素として確認するのは資格欄ということもあり得ます。たとえ業界未経験だとしても、資格取得によりある程度の知識を得ているのは、採用にも有利に働きます。履歴書の資格欄に記載できる資格を保有している=面接の場でもきっと会話が弾むことでしょう。

諦めていた業界で、未経験からプロになれる可能性も!?

興味を持っている業界の求人の応募条件が「要実務経験」だった…なんて、応募を諦めた経験はありませんか? 資格を取得することで、そうした企業にも若干ではありますがアプローチがしやすくなります。うまく潜りこんで才能が開花すれば、プロとして活躍できる可能性も少なくありません。たとえ実績がなくても、IT・Web業界などはポートフォリオを作成することで採用につながるチャンスは無限大にあります。

仕事選びの幅が広がる

宅地建物取引士などのように、資格によっては専門的な知識が身につくものもあります。そういった資格を取得した場合は、新たにその業界も選択肢に加わるので、仕事選びの幅が広がります。ただし、それなりに取得に時間のかかるものが多いので、資格選びは慎重に行いましょう。

社会へ飛び出す練習ができる

資格取得をするためには、自分で情報収集をして、参考書を買いに行ったり、講座に申し込んだりする必要があります。社会との接点がなかった状態から、自発的な行動をせざるを得ない状況になります。その行動力は、就職後も必要とされるものです。社会に飛び出す前に資格取得を通して準備しておけるので、就職が決まってからも安心して働くことができますね。

資格アリで高待遇を受けられるチャンスも

企業の指定する資格を保持している人は資格手当が支給されたり、昇格の条件に資格取得が入っていることもあり、資格を持っていると待遇が良くなるケースもあります。対象資格が限定されているので、気になる人は事前に調べてみてもよいでしょう。

デメリットは、資格がニート脱出を遠ざけること?

勉強に一生懸命取り組むことは素晴らしいことですが、資格取得はあくまでも就職までのステップのひとつであるということは、頭の中にとどめておいてください。

時間とお金がかかる

資格を取得するためには、参考書の購入や受験費用など数万円単位でお金が必要です。ニートにとって、お金は大きな問題だと思います。資格取得のためにアルバイトを始めるのも悪くはないですが、勉強時間を取れなくなってしまう可能性が高いです。両親に協力してもらう必要も出てくるかもしれないので、お金と時間を確保できるのかを考えてどうするか決めるのが良いかもしれませんね。

就職活動を先延ばしにしてしまいがち

資格取得を目指す人にありがちなのが、就活を先延ばししてしまうことです。資格取得のためには相応の勉強が必要です。しかし、どんなに頑張って資格が取れたとしても、資格を持っている=就職という方程式は残念ながら成り立ちません。資格取得に専念していると、あなたに合った求人が出てきたとしても気づくことができず、せっかくのチャンスを無駄にしてしまうかもしれないので、注意しましょう。

資格取得は就職活動と並行しながらがおすすめ

資格取得を優先して就活を先延ばしにするのはやめましょう。ニートの就活を成功させるポイントは、とにかく少しでも早く就活をすることです。空白期間が長くなり、年齢を重ねるほど就職率は下がってしまうからです。そのため、資格取得と就活は並行して進めるのが良いです。

両立は難しいと思う人もいるかもしれませんが、一日のうち就活に割く時間は数時間だと思います。資格取得までの取得時間が公表されている場合は、取得日を設定して一日何時間勉強すればよいかまで落とし込んで取り組むと、両立しやすくなると思います。

資格取得を目的にしないこと

資格取得はあくまでも通過点で、資格が取れたからと言って就職できるわけではありません。資格取得だけに力を入れすぎて、ニート期間が延びてしまう方が就職は困難になることは覚えておきましょう。

未取得でも「勉強中」とアピールすることが可能

資格未取得の状態で面接を受けた場合、自己PRできないと思っていませんか?資格取得のため勉強中であることやいつ頃取得予定なのかを伝えるだけでも、十分に自己PRになるので遠慮せず伝えるようにしましょう。

資格をとればニートを脱出できると考えてはいけない

資格取得に本気で取り組んでいると、取得できれば就職できると思いたくなることもあるかもしれませんが、実際はそうではありません。資格はプラス要素のひとつにはなるかもしれませんが、残念ながら決め手にはなりません。ニートを脱出したいのであれば、思い立ったタイミングで就活を始めることが大切です。

ニートが頼るべき転職エージェントはこちらからご覧いただけます。

まとめ:資格はニート脱出のためのステップのひとつや自己PRにも使える

就活において、目指す業界と持っている資格が一致していることが大切です。実用性の高い資格を持っていれば、就職後もきっと役に立つと思います。ですが、資格を持っていたとしても、就職の決め手にはならないことは理解しておきましょう。とはいえ、ニート脱出のためのステップのひとつや自己PRにも使えるので、資格取得と就活を並行して進められると良いと思います。