ヤンマーは第二新卒や既卒を採用しているの?評判・口コミを含めて検証してみた

ヤンマーは第二新卒や既卒を採用しているの?評判・口コミを含めて検証してみたのイメージ

55年も続いた「ヤン坊マー坊天気予報」でおなじみのヤンマー。豊作のシンボルである大型トンボ、「オニヤンマ」からとられた社名であることをご存知の方もいることでしょう。

トラクターをはじめとした農機具メーカーのイメージが強いですが、事業内容はエンジン事業を中心として多岐にわたっています。
実はこのヤンマー、日本の農機具メーカーでは最初に持ち株会社に移行した会社なのです。

しかしそんな実績を持ち出すまでもなく、いわずと知れた大企業ですから、第二新卒や既卒からでもぜひヤンマーを狙いたいと熱望する人は多いでしょう。世界をフィールドとしたビジネスができることはもちろん、福利厚生面なども期待できますね。

果たして、第二新卒や既卒でもヤンマーに採用される見込みはあるのでしょうか?
評判と口コミを含めて検証してみました。

せっかく就職できたのに思っていたのと違う…
なんてことのないように、是非この記事を参考にしてみてくださいね。

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この記事のもくじ

ヤンマーは第二新卒・既卒の採用をしているか?

ヤンマーは「新卒採用」「キャリア採用」「障がい者採用」などを行っています。2019年新卒採用では、「2018年9月/2019年3月大学(院)卒業見込みの方」に加え、「既卒3年以内の方」も募集対象となっています。海外大生、外国人留学生も歓迎しているなど、ヤンマーで働く意欲がある人を対象に新卒採用を行っているようです。卒業後に就業経験があり、それを生かせる職種がある場合は、キャリア採用で応募するのも良いかもしれませんね。2019年度新卒採用で募集予定の職種は、技術系(研究、開発(設計・試験)、開発(エレクトロニクス・制御)、生産技術、品質管理、サービス営業、購買、情報システムほか)と事務系(営業(企画)、経理・財務、生産管理、購買、人事・総務、広報・宣伝、経営企画、法務ほか)です。

ヤンマーの事業内容は?

ヤンマーが対象とする事業フィールドは、「大地」「海」「都市」です。これらのフィールドで、建築事業、エネルギーシステム事業、コンポーネント事業、アグリ事業、エンジン事業、マリン事業など6つの事業を展開しています。特に、ヤンマーが行う代表的な事業のひとつであるエンジン事業は、「小型エンジン」と「大型エンジン」の2つの分野に分けられます。小型エンジンの分野では、小型産業用ディーゼルエンジンのパイオニアとして業界トップクラスのサービスを提供し、大型の分野ではお客様価値向上を目指すビジネスモデルLCVを展開しています。

ヤンマーに入社できたらどんな経験を積める?

重機エンジンメーカーの雄、ヤンマーに入社したなら、所属部署ごとに多大な経験を積むことができます。

職種は大きく技術系と事務系の2つに分かれています。技術職に所属したなら、最先端のテクノロジーを駆使したマシンづくりに携わることができるでしょう。

開発を担う部署に所属すれば、ソフト面、ハード面の技術開発を任されることになります。いかにマシンを効率よく動かすか、不具合をなくすかを考えてゆく中で新しい技術を生み出していきます。ヤンマーのテクノロジーはやがて世界のスタンダードになっていきますから、そのやりがいは多大なものです。

また、研究を行う部署に所属すれば、今はまだ求められていない、でも必ずマシンを動かす助けとなってゆく未来の技術について、心ゆくまで探求できます。研究職、開発職が編み出したテクノロジーを実際に動かすエンジン事業系の部署では、技術完成までの経緯をひしひしと感じながら仕事に打ち込むことができるでしょう。
いずれもやりがいが大きく、ぐんと成長できる仕事です。

また、技術系の職人たちが形にしたものを世界に広めてゆくのが、営業を行う部署です。農機具はもちろん空調システムや船舶など商品ごとに営業を行う部署があるため、所属されれば各々のマシンについて深い商品知識がつくことでしょう。

世界をまたにかけた営業となるため、おのずとビジネス英語の力がつきますし、様々な場所に大きな人脈が生まれますよ。

一方、マーケティング部門では、市場調査や分析業務を行うことで、大きく世界市場を見る目が養われます。

企画部は、アイディアを生み出すだけではなく、出来上がった製品に関するヒアリングが大事。問題点を抽出し、解決へと導く力がぐんぐんついていきます。

経理部門に所属すれば、毎年7000億円を超えるヤンマーの売り上げを厳しく管理していく必要があります。税務や決算などで業務がわかれるにせよ、大きな数字を管理しているという気概が生まれ、毎日背筋がピンと伸びることでしょう。

第二新卒からヤンマーを狙うなら?

第二新卒からヤンマーを狙うなら、今自分が任されている仕事を希望部署にどうつなげられるかを考えるのが近道です。その理由を説明しましょう。

第二新卒からヤンマーを狙うためのプラン

ヤンマーは今のところ、新卒以外は未経験の社員を募集しておらず、キャリア採用となるためです。求められる経験があれば業界は不問とする募集が多いため、他業界からの第二新卒でもチャンスがあります。

求人があるのは、技術系なら部品の品質管理やシステム開発、研究のプロジェクトリーダーなど。海外取引先へ出向するエンジニアも需要があります。

事務系であれば、国内外のコンプライアンスを担当する法務、一般財務会計を担当する経理などの部門で募集があります。
世界を相手にする企業なので、技術職、事務職ともに高い英語力が必要です。TOEICを定期的に受け、ビジネス英語の力を底上げしておきましょう。

また、経験的には弱くても、職種によってはCAD資格や船舶関連の免許などがプラスに働く場合があります。仕事の合間に関連資格を取っておくのもおすすめです。

募集要項は常に複数あり、また詳細がアップされていますから、自分の武器が使えるかどうかを確認し、機会を狙いましょう。

こんな転職エージェントを選ぼう

転職エージェントに依頼すれば、非公開求人にもアクセスすることができます。

転職エージェントに依頼する場合は、ヤンマーの求人数が多く、また採用実績も多い会社を選ぶのがポイントです。規模が大きく、かつ古くから運営しているエージェントに絞って登録を行いましょう。

ヤンマーの元社員からは、社内には保守的な雰囲気があるという口コミが多く寄せられています。よって取引先との関係においても、長く強い信頼関係を重んじる傾向があると考えられます。歴史と伝統ある100年企業のヤンマーが、どんなエージェントとのおつきあいを望んでいるか。自分が採用担当者になったとイメージして、エージェントを選びましょう。

そして、できれば数社に登録し、サービス比較を行うのも重要なポイントです。サービス内容や、どれだけ親身になってくれるかは、同じエージェントであってもゆきあたる担当者によって違うものです。

熱意をもって対策を練ってくれる担当者と一緒に、転職へチャレンジしましょう。

ヤンマーの求人や評判は?

エンジン事業では、製品の開発・製造・販売を通して農家の負担を減らしているなど、人々の暮らしや社会全体に大きく貢献できる仕事です。そのため、「人の役に立っている」と実感しながら働けている社員が多く、仕事を続ける上でのモチベーションとなっているようです。給与の面でも満足できている社員が多いようですが、部署によっては求められるハードルがそれほど高くないため、スキルアップを目指す人は積極的に仕事を取りにいく必要が出てくるかもしれません。